ココロセラピストが語る! 『混乱しないで日々を過ごせる方法』とは? ~混乱して、バタバタしてると疲れるので落ち着こうよ~

冷静

いつも心が乱れている?

僕は自分で言うのもなんですが、感情で生きています。
なので感情に振り回されて生きてきました。

今もそうですが、過去の僕は秒刻みで感情が乱れていました。
同時に思考も乱れていました。

じっと座っていることはできますが、ある意味落ち着きのない若者でした。
よくよく考えると、いつも心が乱れていて、思考が定まっていなかったのかなって思っています。

誤解しないで欲しいのは、僕は感情を否定しているわけでもなければ軽視しているわけでもないということです。
人間は感情があるから生きていて楽しいんです。

だって、将来の夢は何ですかと聞かれて「脳をAIにそう取り返して無駄な感情を一切排除して合理的に暮らしたい」なんて思う人、たぶんいないと思うんですよ。
それって感情が大事なのをわかっているからですよね。

とはいえ、自分の心が常に乱れていると、たぶん生活が乱れるんです。
時間管理もできなくなるし、お片付けもできなくなると思います。

秒単位で感情が動いていてエネルギーがそっちに奪われてしまって、無駄な一日を過ごしてしまった、みたいな。
それだと、家族や友人もたぶん困ります。

じゃあ、人と関わらずにひとりで生きていくからいいよ、というのも何か根本的に違いますよね。

なので、感情は大事だけど、無駄に疲れなくて済むように頭の中をスッキリさせる方法をお伝えします。

今は情報過多な時代です。
だからこそ、頭の中を常にスッキリさせておきたいところです。

 

『混乱しないで日々を過ごせる方法』とは?

混乱しないためには思考プロセスをシンプルにすることが大切です。
これは僕の考え方の一例にすぎませんが、参考にしてみてください。

①きちんと話を聴く
➁自分なりに要点をまとめる
➂情報を自分なりに咀嚼する
④自分なりの結論を出す
⑤必要がなければ無駄な議論はしない

上記の①から⑤までの思考パターンをインプットして、何かあるたびにこのパターンに当てはめていくと、ちょっぴり頭の中がスッキリします。

頭の中がスッキリすると、キレイな部屋の中で過ごしているような快適な気分になれます。

 

①きちんと話を聴く

話し相手がいるのであれば傾聴を。情報が文字だったら、あれこれ考えずざっと目を通す。一を知って十を知るのも大事なのですが、複雑な話になってくると最後まで話を聞くなり読むなりしないと趣旨が理解できない可能性があります。但し明らかに怪しい宗教勧誘やマルチの勧誘だった場合は相手のペースに乗せられる前に直感的に何かを感じたら傾聴がどうとか言わずに逃げてください。

情報を得るとき、右から左ではきちんと得られませんし、理解もできません。誰かが重要な話をしているとき、もしくは重要な文書を読んでいるときは真剣に。

②自分なりに要点をまとめる

大まかな話がわかったら、自分なりに話をまとめてみてください。『ちいかわ』に登場するハチワレのように「〇〇ってこと?」と自問自答してみてください。
会話中に、いちいち「○○ってこと?」と、無理にまとめようとして、それを続けているとウザがられるので気を付けてください。ハチワレも、さすがに全部の言動に「○○ってこと?」と言っているわけではありません。ちいかわを知らない人は今の話はスルーで大丈夫です。つまり、「この人は何が言いたいんだろう?」ということを自分なりに考えて欲しいということです。

③情報を自分なりに咀嚼する

情報を食べ物にたとえると、よく噛むということをして欲しいです。何も考えず、食べ物を口に入れて、よく噛まず飲み込むと、美味しくもなければ、楽しくもありません。消化にもよくありません。
情報も単に文字をインプットするだけでは意味がありません。名無しの内容がわかってきたら、それを自分なりに味わってほしいんです。そこで湧き上がってきた感情や思考を味わってほしいんです。たとえそれが苦くても酸っぱくても。そうすることで得た情報が自分の中で整理されてきます。
食事中の方には申し訳ありませんが、よく噛むとお通じがよくなるんですよ。

④自分なりの結論を出す

自分の考えがまとまってきたら、自分がその情報を通して何を感じたか。どう思ったか。どういう影響を受けたか、だからどうしたいと思ったのか、などをまとめてみてください。
この段階では外の情報を外に置いたままにしておくのではなく、自分の中に取り込む感じです。もちろん、「あ、この情報、少なくとも今の自分には不要だな……」というのも大事なことです。必ずしも何かしらプラスにあるとは限りません。

⑤必要がなければ無駄な議論はしない

自分の意見を言い合う場だったり、議論目的だったりする場合、あるいは、何らかの事情で自分の意見を言わなくてはならない時は別です。しかし、いくら相手の言い分を理解して、吟味して、自分の中に落とし込んで、自分の中での解釈や結論が出ても、必ずしも、それを相手に伝える必要はありません。自分の思ったことを主張するのがよいという風潮がありますが、やはりTPOというものがあります。思ったことを容赦なく言い捨てて許される人って、実はそんなに多くはありません。
言葉のキャッチボールが無駄ということではなく、無駄な争いを避ける意識も持つとよいでしょう。

 

情報に飲まれることのない自分になろう。

何かを感じることが目的、余韻に浸るのが目的、であれば、雰囲気や空気感を楽しめばOKです。
必ずしも分析したり、思考を整理整頓する必要はありません。

ただ、日常の中には結局あれこれ考えなければならないポイントがあります。
そんな時に、冷静に情報を受け止める力や習慣を身につけると、気が付けばきっとあなたのQOLが向上しているはず。

ぜひ、試してみてください。

 

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