変化はめんどくさい
人間は変化を嫌います。
もちろん、違う人もいるけれど。現状維持がなんとなく楽なんですよね。
変化するってことは、リスクが生じる可能性もあるってことですから。
そういうことに、不安になったり、怯えたりするって、疲れちゃうじゃないですか。
変化があるということは、もちろんリスクだけじゃありません。
良い意味での変化も当然ありますから、場合によっては運気が好転する可能性だってあるわけですね。
でも、リスクってやっぱり気になってしまう。
何故か。本能なんですよね。
変化を嫌ってしまう本能の話
たとえば引っ越しを考えてみましょうか。
引っ越すってことは、新しい友達が増えるかもしれないし、素敵なお店が見つかるかもしれません。
でも、引っ越した先の近隣住民が怖い人たちだったらどうしよう。
クレーマーおばちゃんがいたらどうしよう、なんて思っちゃうじゃないですか。
クレーマーはいなくても、ごみ分別が複雑すぎるとか。生活に支障が出てしまいますから。
現代人だから、かろうじて大丈夫ではありますが、原始人だったら、もっと大変ですよね。
新しい生活環境を余儀なくされてしまったりすると。
引っ越し先の近所に食べ物はあるのだろうか。
もちろんスーパーなんて無いので、木の実や魚が手に入るかっていうのも大事だし。
食事が出来ないとなると命にかかわってきます。
オオカミがたくさん出るとか、そういうのも、怖いじゃないですか。
毎日、オオカミに怯えて暮らすなんて、とんでもありません。
「上手く行けば、食肉には困らないぜ!」なんて思えればいいですが、少なくとも僕は、そういう環境は望みません。
僕たちは生きていかなければならない宿命の元に生まれてきているので、命そのものや生活に関わる問題に関しては、とても頭を抱えてしまうんですね。
それだったら、すべてがすべて思い通りじゃなかったとしても、現状維持の方がいいや……って思ってしまうのも無理はない話です。
ちなみに、僕は変化を受け入れるのが、あまり得意ではないです。はい。
コロナの話
変化の話をしてるわけですが、コロナが流行りだしてから、本当にあれこれ変化がありましたよね。
これほどの大きな変化ってあるのかっていうくらい。
ちっとも収束しないし、これから先、どうしていいのか、模範解答は誰も知らないんですね。