カウンセラーやセラピスト自身も、駆け出しの頃、何処で活動して良いのかわからず奔走します。
その時に、真っ先に思い浮かぶのが、やっぱり病院なのです。
でも、「カウンセリングは病院で」というイメージと言葉を自分の中に刷り込んでしまうと、可能性はどんどん狭まって来ます。
そんな流れで来るものですから、カウンセラーも「心に悩みを抱えた人は……」みたいな触れこみで集客してしまい、「クライエント=心に深い傷を負った人」みたいな図式が出来上がってしまったのです。
でも、時が流れ心に対する理解も昔以上にわかってくると、カウンセラーやセラピストたちも気づき始めるのです。
「心が病んでしまう前に、心を整理整頓出来たら良いんじゃないかな?」
「受験だって就職活動だって、それこそ会社を辞めたいとか離婚したいとか、そういう悩みだってスッキリさせたいよね?」
「自分探しって、旅に出るとか習い事をする事じゃないよね。本来自分って心の中にあるんだから」
「それを、みんなに言葉に出して教えてあげよう!」
と。そうすると、カウンセラーやセラピストのアプローチも変わって来ます。
でも本質は変わってないのです。
心に向き合う。
心を整理整頓する。
クライエントさん自身の潜在意識を開花させる。
クライエントさんの人生の質を向上させる。
これって、心が傷ついていなくても、追い詰められて自滅しそうな状態では無くても、いつでも受けられますし「思った時が、行動する時!」で良いですよね。
だから僕も「ココロの整理整頓がしたくなった方、自分の心としっかりと向き合いたい方は……」というふうに自分のカウンセリングを紹介しています。
そうすれば、悩む前に問題を軽減できるかもしれません。
もちろん、追い詰められてしまった人も従来通り利用できるわけです。
だから、現代のカウンセリングは更に流派が増え、可能性も、入口も増えたのです。
言葉の使い方を変えただけで、世界が一気に変化するのです。
後は、いつ、何処で、どのような目的で、誰に、カウンセリングを受けていのかをクライエントさんに委ねれば良いのです。
言葉の威力を100倍にする秘密の方法とは?
ちなみにカウンセリングは話し方教室ではありません。
正しい敬語の使い方教室でもありません。
僕の文章を読んでいると、わかるかもしれませんが、残念ながら名文では言えません。
でも、こうしてちゃんとあなたは読んで下さっているわけです。
ちなみに、これはどういうふうに書いているかと秘密を教えます。
催眠とかNLPとかカウンセリングとか、そういう小難しい話をするつもりはありません。
どうやったら想いが伝わるかを教えます。
それは『言葉に想いを乗せる』事です。
想いと言うのは感情の事です。
願いの事です。
祈りです。
その気持ちを込めて言葉に込めると、相手の心が動くのです。
それを人は『感動』と言います。
感じて動くのです。
でも、誤解しないでください。
これはマインドコントロールの技法ではありません。
言葉をどう受け取るかは相手に委ねます。
想いを込めれば、どんな良い方をしても良いわけでもありません。
もちろん伝わるように出来る限り意識して下さいね。