芦ノ湖・箱根山・木曽川・琵琶湖・桜島 ~日本の龍の言葉~

友人、パートナー、アドバイザー、サポーター。
龍と人との関係を表す言葉はたくさんがありますが、お互いがいるからこそお互いが存在する、大切な存在です。

その龍たちが、皆さまに伝えたいことがあるそうです。
全国各地にいる金龍と銀龍の言葉をご紹介します。

 

芦ノ湖にいる銀龍の言葉

あなたの心は水面のように自由に波打ちます。
波は水。手で抑えようとも逃れます。

手で抑えるのではなく、治まるのを待つのです。

待つ時間にはすべきことがあります。

自分の水面を見守るのです。

心を見守ること、
心の揺らぎを知ること、
あなたの本質を見ることになります。

波打つときが見守る機会なのです。
その機会が来たら、この言葉を思い出してください。

太陽や月明かりにキラキラと光る水面は、銀龍の鱗のようです。
湖の底から湧き出る冷たい水の感覚がこの銀龍さんにはありますので、ひんやりとしたエネルギーを感じます。

 

箱根山にいる金龍の言葉

お主の前に何かが起きたとき、
起きたことに対して何か行動をとるだろう。

目の前にあるものが欲しいとき、
手を伸ばして欲しいものを手に取るように、
お主は自然に行動をしている。

ただ、それだけでは行動は終わらない。

目の前にあるものをなぜ欲しいと思ったのか?

今度は、その欲求を満たすための行動をとるだろう。

行動は連鎖していく。
1つの行動は多くの行動の種となる。

今日、顔をあげて空を見たなら、
その行動の先に新たな行動が生み出されていく。

1つの行動の良し悪しを気にする必要はない。
それは単なる多くの行動の種だからだ。

箱根山の地には金龍のエネルギーがあり、地中の熱と共に金龍のエネルギーも放出されており、この場所には金色に白色が混ざった金龍が見えます。
箱根山の金龍さんは、ポカポカ暖かい感じだけでなく、箱根山自体のエネルギーを感じるかもしれません。

 

木曽川にいる銀龍の言葉

1つに没頭しても構いません。
物事を突き詰めた先には新しいものがあるからです。

ただし、
没頭している1つのことだけが正しいと解するのは早いのです。
物事を突き詰めた先には新しいものが待っていますが、多くの物事を受けとめた先にも新しいものが待っています。

大河を思うのです。

大河は大河として生まれたのではありません。
雨粒の1つが寄り集まり、大河となっているのです。

あなたが没頭しているのは1つの雨粒のようなもの。

雨粒もいつかは岩を砕く力を手に入れるでしょう。
それを成すには時間がかかるのです。
それならば、大河となって岩を動かすのです。
その方が早く成すことができるでしょう。

雨粒よりも大河を思いなさい。
そうすれば、周りの雨粒が味方であると気づくでしょう。

木曽川にはとても大きな銀龍がいて、上流から下流に、下流から上流に行き来しています。
その行き来の際に、気持ちの良い風や雨が降るようです。
この龍さんからは速さを感じます。風を切る感覚や、空を飛ぶ感覚などが味わえるかもしれません。

 

琵琶湖にいる銀龍の言葉

私たちは知っています。
人は溜めるのが得意です。

良しとするものも、
悪しとするものも、
分け隔てなく溜める思考を持っています。

溜めることに関し、私たちは何も問いません。
しかし、溜めても流れていくことだけはお伝えしておきます。

溜めても流れるのです。

今ある幸せを堰を作って溜めようとしても、いずれ堰が崩壊して流れ出てしまうのです。
つまり、人が考える幸不幸は溜める事ができないのです。

流れてしまった後は、目の前の幸せが無くなり不幸となるのでしょうか?

それは今のあなた次第で変化します。
新たな幸せを見つけ出し、それを享受することができれば、目の前の幸せは今のまま存在し続けるでしょう。

不幸と感じるものは流したままにし、幸あることに目を向けてみてください。
あなたの中に流れる川には幸せを流し続けるのです。

たくさんの水源から流れ込む湖の様で、銀龍さんの頭がいくつもあるように見えます。
いくつもの水源の銀龍のエネルギーが混ざっていますので、感じ方に違いがあるのがこの龍さんの特徴かもしれません。

 

桜島にいる金龍の言葉

今立っている土地が揺れた時、お主は立っていられるか?
この話は寓意であるが、
どんな揺らぎがあったとしても、保つ意識を持つ必要があると伝えたい。

では、何を保つのか?

それは「人であること」である。

何を持って人と成すかは、人によって違うのでここでは言えぬが、人であるお主らは自ら理解することができるだろう。

どんなに揺らごうとも、お主が「保つべき」と心にかけた物事は手放してはならない。
それは今に始まったことではないが、これからも大切にしておくのだ。

宝玉のようなお主の人としての光を保つことで、お主は明るく輝き続けるだろう。

桜島の金龍さんは、目で見える桜島だけでなく、その地中深くのエネルギーも持ち合わせています。
熱いドロドロの溶岩の中を泳いでいるイメージが見え、金色の鱗が、焼かれた鋼のように白く光っています。

 

11月16日『金龍・銀龍といっしょに幸運の波に乗る本』が発売されます。予約受付中です。
Tomokatsuオフィシャルサイト:https://nijikaze.com/

 

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