神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則「女将さんの過去」vol4 ~

気が付けば、時間は朝の10時になっていました。
もうチェックアウトの時間でした。
でも女将さんは、「今日のお客さんは遅めにくるから」と言って、チェックアウトの時間を過ぎても、私の食事の改善をしてくれようとしていました。

女将さんは、過去の自分と私を照らし合わせてくれているようでした。
女将さんが自分の過去を語りはじめました。

「私が由布院に来たのは、夫のご両親を介護するためだったの。
もともとは福岡でエステシャンをしていたのよ。でも、介護が必要になったから
この地に来た。仕事もしたかったから、由布院でエステを開業したの。
だからね、この旅館は、元々旅館じゃないのよ。エステのみしかしてなかったの。
でも、有難いことに遠方からお客様が来てくれるようになり、そのまま泊まれたらいいな
とお客様が言ってくれるようになり、ならここでエステも出来て、宿泊もできる旅館に
しようかなという流れで今のこのお宿ができたの。

仕事も充実していたけれど、介護もしていたから私はどんどん疲れ果てていったの。
それでもお客様が来てくれる限り、頑張り続けてきたけど、本当に身体がきつくて仕方
なくてね。もうどうしていいのか分からなくて、病院に行ったのよ。
でも、病院では診断名もつかずに、薬を飲んでも治らなくて、本当に苦しくてたまらない
時期だった。どこが悪いか分からないのに、治しようがないものね。有名なお医者さんが
いれば行っていたけど、それでも原因が全然分からなかったの。」

ほら、これが10年前の私の写真よ!
そういって女将さんは一枚の写真を私に見せてくれました。

 

●10年前の女将さんに隠されたきつくて辛い過去

そう言って、女将さんは私に1枚の写真を見せてくれました。
その写真を見た私は、「あ~女将さんのお母さんですね! 仲良しでいいですね~」と話しました。
写真には白髪姿のちゃんちゃんこを着ている老婆が写っていました。

「ユリさん何を言ってるのよ!!! それ10年前の私よ!!!」
そう女将さんが笑いながら話かけてきたとき、私は腰を抜かしそうになりました。
「え!?!? これが女将さん!?!?」
その写真はどう見ても、女将さんのお母さん、つまりはお婆さんのように見えました。

今現在、女将さんは70歳ででも全然その年齢に見えず、とても若く見えました。
そしてその写真こそが70歳の女将さんの姿のように見えたので、あまりの衝撃に私は何度もその写真を見返していました。
今の元気な女将さんの姿からはとても想像がつきませんでした。

「その時の私は本当に何もかも疲れ果てていたの。仕事も介護も大変で、病院に行っても
解決策が見つからない。どこに頼っていいのかもう分からなかった。そして、そんな
本当にきつい身体で毎日を過ごして、気が付けば介護から解放されるような時が過ぎたの。」

私に残ったのは、本当にだるくてきつい身体だけだった。
この先、こんな身体でどうしようと思った時に、ある運命の出逢いをすることになったの。
ちょうど、私とあなたがこうして出会ったようにね。
そしてその運命の出逢いのおかがで今の私があるのよ。

 

●女将さんの人生に訪れた運命の出逢い

このままでは仕事もできないと思って、色々とこの身体を治そうと思い動き始めたの。
その時に、たまたま今の先生と出逢うことができたの。
先生は、お医者さんに真実の栄養学を教えている先生で、表舞台には一切出てこない先生なの。
実はね、その先生も昔に病気で死ぬ寸前までいって、でも奇跡的に助かって、その後せっかく助かった命だから、世のため人のためのこの命を捧げようと思って、栄養学を極めた先生なのよ。
世の中にある栄養学は、真実の情報じゃないことも多く出回っていて、だから先生は真実の栄養学を広めて、この国から少しでも多くの人の病気を救いたいと思っているの。

日本は、借金大国で医療費の借金は年々深刻な状態になっているでしょう。
だから、1人でも病院に行く人がいなくなれば、本当に世のため、人のためになる。
そのために全ての命を注ぎ込んでいるような先生なの。
そして、私は偶然その先生と出逢うことができて、「この先生だ!!!」と身体の中から湧き上がる思いを感じたの。

九州では教えていないから、それから先生の講座を受けに東京までずっと通い学んできたのよ。
一般の人には教えていない先生だけど、私はエステシャンでもあったし熱意がきっと届いたのね。
そして私は、先生のもとでとにかく一生懸命勉強して、学んだ知識はすぐに実践したの。
藁にもすがる思いね。
もうこの先生しかいない! と決めていたから。

そうやって先生から学んだ知識を全て実践していくことで、私は何十年も苦しみ、
あらゆる病院でも治らなかった病気を克服することができたの。
きっと今のユリさんの身体よりも私の身体の方が若いわよ。
そう言って、ふふふと笑う女将さんの話を聞きながら私は鳥肌が立っていた。
この奇跡のような出逢いは宇宙により連鎖されていたのだ。
奇跡の出逢いがまた奇跡の出逢いをうむ。
この世界は、誰も想像がつかないほどの奇跡に満ち溢れた壮大な世界であることを私の身体は感じ始めていた。

上野ユリ

 

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