インスピレーションや直感を使って、オラクルカードを「奥深く」楽しむコツとは?

白岡三奈

2月24日(土)と25日(日)に二日間、タロットやオラクルカードのスペシャリストたちが集い、オンラインセミナーを行う『タロット&オラクルカードフェス2024』が開催されます。この記事では、「オラクルカード」や「オラクルカード」を奥深く楽しむコツについて触れていきたいと思います。

【オラクルカードの基本と特徴について】

「オラクルカード」ってそもそもなに? そんな方のために、オラクルの基本からお伝えしていきましょう。オラクルカードとは「オラクル(oracle)=神託」、つまりそのカードに描かれているメッセンジャーたちから、何かしらのメッセージやアドバイスを受け取るために作られたカードです。

基本的な楽しみ方としては、「聞きたいこと」をメッセンジャーに問いかけつつ、数十枚あるカードをシャッフルして、その中から1枚を引くというとてもシンプルなもの。

こうした偶然性の中から「必然的なメッセージ」を得る占術は、古来、「卜占(ぼくせん)」と呼ばれています。オラクルカード自体は、1990年代以降に本格的なブームが到来した新しいツールですが、卜占の一種という意味では、3000年前ともいわれるかなり古くから行われている占術です。

オラクルカードの特徴は、上記のように「メッセージを受け取ることがメインのツール」ということと、シンプルに楽しめることがあげられるでしょう。そして、タロットと比べると、とても自由度の高いカードとなっています。

タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で構成され、それぞれのカードとして描かれるモチーフにも決まりがあります。また、カードを展開させる方法、カードの正位置・逆位置などを解釈する方法など、研究者がいるくらい奥が深い世界です。

一方、オラクルカードには決まりがありません。構成枚数や描かれるモチーフなどは、カード著者が自由に決められます。


白岡三奈


【さまざまなオラクルカードを楽しむコツとは?】

そのため、これまでにさまざまなオラクルカードが世界中で作られてきています。例えば今回の『タロット&オラクルカードフェス2024』では、日本の神様をモチーフにした大野百合子さんによる『日本の神様カード』、12種類の花を妖精にした白岡三奈さんによる『誕生花フェアリーカード』、高次元アートをモチーフにしたナリ・アナスタシアさんによる『アセンションオラクルカード』などが登場します。

こうしたオラクルカードを楽しみつつ、メッセージを受け取る方法は大きく二つあります。

1.解説書をヒントにしてメッセージを組み立てる

ひとつは、基本的な方法ですが、カードに付属する解説書に書かれていることから、言葉を選んで自分なりにメッセージを組み立ててみる方法です。

2.解説書に頼らずに自分のインスピレーションや直感でメッセージを受け取る

もうひとつは、やや上級編ですが、解説書に頼らずに、自分のインスピレーションや直感を駆使して、カードからのメッセージを受け取ってみるという方法です。この2番目の方法ができるようになると、オラクルカードがもっと楽しく、そして奥深いものとなるのではないでしょうか。では、どうすれば自分の力だけでメッセージを受け取れるのか。

『誕生花フェアリーカード』の著者、白岡三奈さんによれば、そのコツは大きく3つあるそうです。

・リラックスして、ハートを開く

・感じたことを言葉にするコツをつかむ

・カードへの質問の仕方を学ぶ

インスピレーションや直感を研ぎ澄ましてカードからのメッセージを受け取るには「リラックス&ハートを開く」ことが大切です。次に、受け取った漠然としたインスピレーションをしっかりと言葉にしていきます。そしてもちろん、自分が得たいメッセージを受け取るには、「質問の仕方が重要」というわけです。

2/24(土)に白岡三奈さんによる「解説書なしでカードリーディングするコツ~ハッピーオラクル講座」が開催されます。この講座では、上記の3つのコツがしっかりと学べるようワークしてくださるそうです。オラクルカードをもっと自由に、そして奥深く楽しんでみたいという方は、ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。

白岡三奈

白岡三奈さんによる「解説書なしでカードリーディングするコツ~ハッピーオラクル講座」セミナー情報の詳細はこちらから

『タロット&オラクルカードフェス2024』情報はこちらから