3人のジョン・タイター(ティーター)〜前編〜それぞれのジョンの特徴とは

ジョン・タイターは2009/3/22の時点では、世界大戦が起きる時期が遅くなっているだけで、まだ起きる可能性がかなり残っていると言っています。そして3人目のジョンは2018年にそれが起きるのを見ました。

ジョン1の世界には2036年から未来に行こうとすると、2564年以降の未来には行けない問題がありました。その時代に行った人たちは皆、タイムマシンを止めると周りは真っ暗で無音、何もなかったというのです。世界線(無数の「今」を収めたパラレルワールドが数珠つなぎになったようなもの)がなぜそのようになっているのかを調べたところ、2000年から分岐していることが分かり、ジョン1はその分岐を変えたくて過去に来たようです。

ジョン1は2001年に未来に帰ったかに見えましたが、実はマシンが壊れていて、同時代の少し離れた場所に行っただけでした。その後彼は、アルバイトもしながらマシンを直そうとしましたが、どうしても直りません。結局彼は2003年にチャーリーというタイムトラベラーが助けに来ました。

 

ジョン2

私たちの世界でも起きる2038年問題(Unix時間を採用しているコンピューターの問題)の解決に必要な、IBM5100を取りに1975年に来て、その後家族を2000年問題の災厄から遠ざけたくて、1998年に行きました。ジョン2がジョン1と出会ったのはこの翌年です。

彼は軍人ですが、物理科の学生程度には物理に詳しいようです。2000年と2001年のインターネットの書き込みは、この両方のジョンによって行われています。

ジョン2の世界では2005年にアメリカの内戦が始まり、2015年には、アメリカ国内が乱れたところにロシアが攻撃してきて、第三次世界大戦が起きました。

ジョン2もマシンが壊れたのか、未来に帰れずに立ち往生していました。彼を助けに来たのはアードン・クレップというタイムトラベラーです。

 

ジョン3

ジョン3はここまでの2人のジョンと違って、ジョン・タイターを本物の名前とする、現在のアメリカ政府の正式タイムトラベラーです。

1947年に起きた有名なロズウェル事件の後、アメリカ政府と異星人が、技術供与してもらう替わりに地球資源を使うことを許すという密約を結んだことが、いろいろな本に書かれていますが、ジョン3はそれが本当だと言っています。ジョン3やその他の人たちがタイムトラベルの仕事をできるのは、このときの技術供与のおかげです。

ジョン3は1978年に27歳として目覚めました。彼自身はそれまでの記憶が偽物だと知らずに過ごしていましたが、後にクローンとしてそのときに目覚めたことを告げられました。彼は異星人に、体力・知力の強化、テレパシーの能力を与えられ、遺伝子改良されたクローン人間として誕生したのだと言います。

彼はUSのエリア51にある秘密基地で、グレイ、レプティリアン、トールホワイトの力を借りて、タイムトラベルして未来や過去を見て、必要に応じて世界線を変更する、あるいは無理な変更をしようとするアヌンナキから、変更されないようにそれを守る仕事をしてきました。

ジョン3の世界、つまり私たちの世界では2018年に、イラクが突然各国に核ミサイルを発射して、第三次世界大戦が起きています。これに対してジョン3の部下たちが2017年末にイランの大統領ハサン・ロウハーニーと会いに行き、イランが打ち込んだミサイルの報復として各国から来たミサイルによって、完全に廃墟になったイランの街の写真を見せました。その写真を見せながら何が起きるかを説明したところ、大統領は納得し、その戦争が起きるきっかけとなるイランの施設を破壊することに同意したとのことです。

ジョン3と部下たちがいろいろと動いてからまた未来に戻ったとき、ジョン3は第三次世界大戦が起こらなかった世界を体験しました。その後のジョン3はリタイアし、同じ部署にいた女性と暮らすために2000年に来て、それから現在まで普通に時を刻んでいます。

彼は2000年に落ち着いてからある日、インターネットでタイムトラベルを検索していました。そして、自分と同じ名前の人間がタイムトラベラーだと主張しながら、いろいろな書き込みをしているのを発見したのです。彼はそれ以来、ジョン・タイターIIと名乗るようになりました。

次回は3人のジョンの関係と、それぞれが見ている第三次世界大戦、そしてアセンションのいろいろな形について書くつもりです。内容がハードなので、次回はまた2週間後になります。

 

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