~月経周期に伴うちょっと困る症状~
《月経中(1週目)》
だるーい感じ
下腹部の痛み、肩こり、むくみ、吐き気、イライラ、のぼせ、眠気。骨盤内のうっ血によって下半身の血流が悪くなり腰痛を招いたり、自律神経の乱れから脳の血管が拡張し頭痛が起こるなど、腹痛以外の痛みも起きることがあります。
《生理後(2週目)》
すっきりイケイケな感じ
(排卵に向けて子孫を残すために外に向けてアクティブになるため)
《排卵(次の生理の2週間前)》
腹痛、イライラなど
人によっては排卵期に、排卵痛という痛みが起こることもあります。原因としては、排卵に向けて大きく成長した卵胞が腹膜を刺激したり、卵巣から卵子が飛び出たときの傷や出血などが考えられます。
《生理前(3~4週目)》
イライラ・精神的に不安定・憂うつ・うつっぽくなる・無気力・集中できない・細かい作業ができない・ボーっとする・朝起きられない・不眠・寝つけない
こうして様々な症状をもたらす月経は、
個人差はありますが、
原因としては、ストレスによる自律神経の緊張によるものが多いため、
リラックスできるように深呼吸したり、
下半身を温めて、血行をよくして、
よく眠ると楽になります。
~自分の中の自然に戻る症状~
1ヶ月(28日)の間の、これだけの体の変化は、現代社会を生きるには女性にとっては、とっても不便に感じることもあります。
でも、見方を変えると
症状が出るということは、
「より女性らしい」
とも言えます。
頭痛がしたり
お腹が痛くなったり
怒りっぽくなったり
叫びたくなったり
女性一人ひとりに合わせて
出てくる心と体の症状は、
その人その人に合わせた
「自分の中の自然に戻る症状」なのです。
この一見、不快な症状が出たときというのは
「自分の心と体に負荷をかけすぎてないか」
「自分が喜ぶ心地いいことはなんなのか」
を見つめ直す良いチャンス!
自分の心と体を
自分で満たしていくことで、
月経に伴う不快な症状は、
時に愛しさを感じ、
それを認めて、
自分に優しくなることで、
次第に緩和されていきます。
~閉経の時に月経のときの過ごし方が影響します~
一般的に女性には、月経があります。
思春期のころに初潮を迎えて
閉経を45才~55才あたりに迎えます。
10代~40、50代の30年~40年間、
自分の体と心に起きる変化を
辛いものとして
見ないふりして過ごすのか
自分の体と心に起きる変化に
優しくできることで
受け入れながら過ごすのか
その結果は、
月経のある時代はもちろん、
閉経のあとにも現れます。
月経のある時に
自分の中の女性性を受け入れて
過ごしていると
閉経のあとの女性性に磨きがかかりますよ
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