【過去世の経験がサポートしてくれた】
菜奈実さんは、幼い頃から感受性が強く、幽体離脱や金縛りといった不思議な体験をすることが度々ありました。
といっても、それを怖れていたわけではなく、子供の頃は毎晩のように幽体離脱をして、近くにある学校の校庭を飛び回っていたといいます。
そんな菜奈実さんは、一つ前の過去世において、修行僧だったのだそうです。
その時は男性の僧侶で、家庭を顧みずに修行三昧だったために、今世では女性として生まれてきたのです。
今世において、仏教と出会い、難解なお経や奥深い運命学がスムーズに身についたのは、こういった過去世での経験があったからなのです。
また、法華経の修行寺において「寒中・三十五日行」「寒中・一百日間大荒行」といった厳しい修行を乗り越えて、祈祷師として認められたのも、過去世の導きのひとつといえるでしょう。
【修行を積んだからこそわかる中途半端さの危険】
厳しい修行を積んだ菜奈実さんですが、そんな修行をしてきたからこそ、「霊を導くという行為がどれだけ大変」なのか、また、「霊感が強いというだけで除霊や浄霊を中途半端にすることの怖さ」というものを実感しているといいます。
「元々、人は霊的なものであり、全ての人に霊感があり、自分の身は、ちゃんと守れる」
だからこそ、素人霊能力者などに頼らないようにして欲しい、という菜奈実さんの言葉にはとても説得力があります。
ちなみに、祈祷師としての称号をもち、祈祷やお祓いもしてきた菜奈実さんですが、現在は運命鑑定を主に活動しています。
なぜならば、過去生のように自分勝手な修行をするのではなく、きちんと正しい修行をつみ、周囲の人々のために法を説き、真理を伝え、奉仕するという役目を果たしているのです。
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