アナの姉であるエルサは、雪の女王では氷の女王!?
『アナと雪の女王』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画です。
日本でも大ヒットとなりました。
昨年の11月、またまたロンドン行きの飛行機で『アナと雪の女王』を観ました。
当時はなんとも思わなかったのですが、日本語タイトルに違和感をすごく感じました。
アナの姉であるエルサは、雪の女王ではなくどう考えても氷の女王なのです!
0歳の息子のお世話を夫と交互でやりながら機内で観ていたので、少し時間ができた時に途切れ途切れで鑑賞しました。
本来ならばもっと時間を掛けてじっくり研究したいのですが、育児中の為、機内で観た記憶を頼りになぜ〝氷の女王〟の方が良いかを7つの理由にまとめてみました。
アナと雪の女王ではなく、アナと氷の女王のほうが納得のいく7つの理由
理由1.そもそも英語のタイトルが「FROZEN」
この写真は、ロンドンのカフェに置いてあった〝アナと雪の女王〟の英語版です。
実は、アナと雪の女王の英語のタイトルは〝FROZEN〟です。
frozenの日本語の意味……寒さで凍った;〈場所が〉氷でおおわれた,氷結した;〈管などが〉氷で詰まった
frozenの意味からしても、雪ではなく、氷を表しています。
ちなみに、日本語の雪と氷の意味も調べてみました。
【雪】(意味)→気温が零度以下の大気の上層で、水蒸気が結晶して、地上に降る白いもの。
【氷】(意味)→水が氷点下の温度で固体となったもの。
理由2.雪の城ではなく氷の城
エルサの魔力は「凍らせる能力」です。
エルサは、触れた物を凍りつかせ、雪や氷を作り出し操ることのできる魔力を持って生まれました。
エルサは雪を作ることもできますが、作品に出てくるお城も雪の城ではなく氷のお城でした。
理由3.エルサのドレスも雪ではなく氷がモチーフに見えてしまう
エルサと言えば、氷を思わせるブルーのドレスが印象的です。
パッと見るとあのドレスも雪ではなく氷をモチーフにしているように見えてしまいます。
実際にインターネットでも、エルサの氷のドレスと言っている人もいるので、雪のドレスではなく視覚的に氷のドレスに見えてしまうデザインだと思います。
ウィキペディア曰く、エルサの衣装は、雪の結晶をテーマとしており、ケープは広げると雪の結晶の形になっているそうです。
理由4.エルサから放たれているオーラが雪ではなく〝氷〟
エルサに雪っぽさを感じません。
彼女が放っているオーラは氷です。
雪っぽさとは何かというと、雪は白くてふわふわして優しい柔らかなイメージです。
ディズニーにはすでに雪の姫がいますが、まさに白雪姫は〝Snow White〟という感じがします。
以上、アナと雪の女王ではなく、アナと氷の女王のほうが納得のいく7つの理由の1〜4を書きました。
次回、理由の続きと「なぜ日本のタイトルは雪の女王にしたのか?」についてお伝えします。
お楽しみに!
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