イギリスでナローボート暮らし。夫と運河で新婚生活Part.2

ロンドンは世界で2番目に家賃が高いと言われていて、2人だけで住むのならば月額1500ポンド(2017年2月のレートで約20万円)くらいが必要です。

前回の続きです。
新婚生活の新居は運河でボート暮らしになりました!

引き寄せの法則~プリンセスマインド・コーチの仲谷めいです。
プリンセスマインドとは、「自分を愛し、相手を愛す」ことです。
昨年のクリスマスに夫がイギリスでナローボートを購入し、来月から運河でボート暮らしが始まります!

 

母の言葉を思い出した日

すごく不思議ですが、母が過去に経験したことが今の自分とシンクロしています。
当時の母と同じ年齢になった今、同じ悩みをわたしも抱えていました。

わたしが小さい頃、アパートの下の階の人が 『子どもの走り回る音がうるさい』とよく母に怒鳴り込みに来ていたそうです。
わたしはまだ幼稚園に行く前で小さくて、妹がまだ生まれていない時なので一緒に走り回る姉妹もいませんでした。
同じマンションに元気な男の子達も住んでいたそうで、その騒音を下の階の人は勘違いしているのではないか? と母はストレスを感じていたそうです。

わたしはロンドンに来てから、そんな母の話をふと思い出しました。
ただ、わたしの住居の悩みは苦手な人が上の階や下の階ではく、共同生活です!

 

夫に今のシェアハウス生活の苦痛を伝えながら泣いた夜

最近はもうこのシェアハウスにも慣れたので、あまり何も思わないのですがこのシェアハウスに引っ越してきたばかりの時は泣いた日もありました。
シェアメイトは外人なので、醤油の匂いが臭いみたいでキッチンで醤油を使った料理をしていたらすごく嫌がられました。
シェアメイトの感情には波があり、キッチンで出会うと感情的に1時間くらい説教されたこともありました。

もともと前のシェアハウスもシェアメイトも好きで、引っ越すことに悪い予感がしていたので占い師さんに相談したくらいでした。
その時の記事はこちらです。
当時は夫が仕事から帰ってきたら、いつも今のシェアハウスが嫌だと夫に伝えていました。

『やっぱり引っ越さない方が良かった! もうこんなシェアハウスに住みたくない! このシェアハウスの契約が切れるまで日本に帰る!』と結婚する一週間前にも言っていました。
夫に申し訳ないとは思ったのですが、結婚する前はイギリスで働くことができるビザもなく、シェアハウスにいる時間が長かったので余計にストレスでした。

 

結婚指輪をやめてイギリスでナローボートボートを買う?

わたしはイタリア人の彼とロンドンで国際結婚をしました。
イギリスの結婚式は日本のように入籍したい日を自分達で自由に決められません。
予約の空いている日をいくつか教えてくれて、その中から日を決めます。

予約がいっぱいだとレジスターオフィスで言われたので、しばらく先になると思っていたら『今月末には結婚できますよ!』と言われて、突然結婚することになりました。
『飛行機に乗るときに免税店で結婚指輪を見てみる? 空港で結婚指輪は売っているかな?』と結婚指輪のこともよくわからず、呑気なことを夫に聞いていた記憶があります。

結局、結婚式(入籍式)はお互いの両親も参加できず、結婚指輪も間に合わない状態でした。
その為、一般的に必要な結婚にかかる出費はありませんでした。
でも、結婚指輪くらいは記念に買いたいことを夫に話していたところでした。
『ナローボートで暮らすのはどう?』
という夫の提案に
『結婚指輪をやめてナローボートボートを買う?』
とわたしは答えました。

 

月額20万円のロンドンの家賃

わたしたちはシェアハウスでなく、2人暮らしも考えていました。
ロンドンは世界で2番目に家賃が高いと言われていて、2人だけで住むのならば月額1500ポンド(2017年2月のレートで約20万円)くらいが必要です。

今はEU離脱問題もありポンドが安いですが、2015年11月末にわたしがイギリスに来た時は1ポンドが200円近い金額でした。
つまり、その頃ならば1ヶ月の家賃が1500ポンドならば日本円で30万円になります。

わたしも夫も、スーツケース1つでイギリスに来たので荷物も多くありません。
自分たちだけで使えるトイレとシャワー、寝る場所があれば十分です。
子どももまだいないですし、わたしがイギリスで働くことができるビザを取得したら、ロンドンで英語環境の職場で仕事をしたいと思っていました。

そうなると仕事で家にいない日も多くなるので、月20万円も家賃を支払うことに抵抗がありました。
賃貸なので毎月20万円支払っても何も残りません。

イギリスは家賃が高いですが、一般的に(仕事にもよりますが)給料は日本と同じくらいの金額です。
給料のほとんどが家賃で消えてしまうので、郊外へ引っ越す人達もいます。
ロンドンはお金のある人しか暮らせない場所です。

わたしと夫もロンドン郊外に住むことも考えたのですが、郊外に住むとロンドンよりも仕事の数が減ってしまいます。
毎月20万円の家賃を支払うのならば、手元に残る船を購入して暮らそう! と夫婦で意見が一致しました。

この続きは次回!
お楽しみに!

イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
引き寄せの法則~プリンセスマインドブログにナローボート情報を更新しています。

ナローボート生活のYouTubeもアップしていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。

 

♦︎引き寄せの法則~プリンセスマインドブログ
※月間15万PV(アクセス)突破!
http://london-mei.com/

 

《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》