これから健康診断のシーズンに入ります。メタボや健康数値に悩む人も多いと思います。
筆者は以前、メタボリック症候群スレスレの状態でしたが、今は健康診断の血液検査が飛躍的に改善しましたので、そのノウハウについてお伝えします。
メタボリック症候群診断基準
まずは、メタボリック症候群の基準について押さえておきたいと思います。
腹囲に加え、下記(1~3)の2つ以上の項目があてはまること
腹囲 男性 85cm以上 女性 90cm以上
1、中性脂肪150mg/dL以上あるいはHDLコレステロール40mg/dL未満
2、最高(収縮期)血圧130mmHg以上あるいは最低(拡張期)血圧85mmHg以上
3、空腹時血糖値110mg/dL以上
改善のプロセス 元凶は肥満
メタボリック症候群の元凶は肥満です。血圧、脂質、血糖の数値の悪化も肥満(内臓脂肪)の結果です。
つまり、メタボ改善のためには肥満を解消することが前提となります。
メタボを指摘された皆さん、改善には肥満の解消が必須ですよ。
生活習慣病のデパートからの出発
次の表をご覧ください。これは、2011/4/21、2011/5/15、2011/12/7の健康診断の結果です。
ピンクで示した数値は基準オーバーです。
当時、左足先の血行が悪く紫色になり痺れがあり、歯茎が腫れて出血し口臭がひどくなるなど糖尿病の症状も出てきました。
また、一時中性脂肪は300以上あり、看護師さんから「どういう食生活をすればこうなるの」と言われたものです。
また、最高血圧が200ということもありました。尿酸値にしてもギリギリクリアです。
まさに、生活習慣病のデパートです。
メタボからの脱出
4月の健康診断後、2011/5/15に主治医による検査の結果をご覧ください。
この時に、血糖値とHbA1cの数値は改善してきました。それまで苦労していた血圧についても、すんなりと基準以内におさまってしまいました。この数値に驚きました。
そして、2011/12/7再検の結果、全ての項目で改善が見られ、HbA1c以外の数値も、基準をクリアしました。血糖値にしても、以前の基準であればクリアしたことになります。
メタボ改善のノウハウ
全ての元凶は内臓脂肪にあります。基準をもう一度見てください。
腹囲を85cm以下にすればメタボを解除されます。
メタボ改善のポイントは、体重のコントロールにあるのです。