『鬱』予防対策・『幸せ』向上を目指す~心身ともに健康であるために~『乳酸菌』で腸内環境を整えましょう!

サプリメントなどの飲み始めは、良い菌であっても普段と違う腸内の菌バランスになりますので好転反応で、一時的に便が緩くなる事もあります。しかしそれが1週間以上続くようですと、乳酸菌以外の成分が体に合わないなども考えられます。

 

心が病んでいたり、体の不調があるより、当たり前ですが、心身共に健康な方がいいですよね。

 

今回のテーマは心と体に良い乳酸菌にスポットを当ててみたいと思います。

最近、何かとテレビや雑誌、ドラッグストアやどこでも聞きますね。乳酸菌が何億入っているとか、どの種類が入っているとか、どんな効果があるということを。そもそも乳酸菌って何か疑問に思ったことありませんか?

彼らは名前の通り「乳酸」を出す菌たちです。この乳酸は善玉菌には嬉しいもので、悪玉菌には苦手なものなのです。

私は、以前乳酸菌の商品の開発に携わっていた事があり、研究サイド(実験室での研究データや病院での成果)と臨床サイド(病院も臨床ですが、商品化されたものを消費者が使った時にどんな結果が出たか、実際の声、生の感想)の両面を見てきました。

乳酸菌の種類によっても効果は違いますが、普段、乳酸菌を摂取していない方や食生活が乱れている方には、ほぼ全員変化があると思います。

「鬱」と「幸せ」と「乳酸菌」の関係性について、大きく2点書きたいと思います。

 

一つ目は、腸内環境の改善です。

腸内には善玉と悪玉と、もう一つ、日和見菌(ひよりみきん)というどっち付かずの菌がいます。

これは善玉と悪玉の強い方に加担します。乳酸菌で善玉のバランスが強くなると、日和見菌も合わせて腸内環境が良くなります。具体的には便秘が解消されたり栄養の吸収が良くなったりですね。悪玉菌や腐敗した物が体外に出る事で気持ちもスッキリします。もやもやしていると気分は上がりませんよね。

また、免疫機能の大半があるという腸内です。良い腸内環境だと風邪などにもかかりずらく元気でいられますね。

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二つ目はセロトニンというホルモンです。

幸せ物質とか幸せホルモンと言われている物質で、実は脳内ではなく腸内で作られます。鬱の人は腸内環境が乱れている傾向があります。腸内環境を整えると「幸せ」と感じられることが増えると思います。

鬱病が軽くなったりすることもあります。腸内環境が乱れている人ほど、変化が大きいも言うことは、逆に腸内環境が良い人はどうでしょうか。結論から言うと変化は少ないと思います。そういう方は、比較的幸せを感じることが多いのではないでしょうか。

普段から食物繊維と納豆、ヨーグルト、発酵食品などを摂っている方は腸内の環境が比較的良い傾向があります。

しかし、口から入れる乳酸菌はその種類によりますが一度摂れば良いという訳ではありません。摂取の継続が必要です! 1日抜くと元に戻るという訳ではないので、神経質にならない程度に継続をお勧めします。乳酸菌の摂取は生活習慣の中で、サプリ・飲み物・ヨーグルトなど自分に合う方法を見つけることも継続の為に重要です。

 

乳酸菌の摂る量と副作用についても少しだけ書きますね。

サプリメントなどの飲み始めは、良い菌であっても普段と違う腸内の菌バランスになりますので好転反応で、一時的に便が緩くなる事もあります。飲み始めの2~3日は変化があっても驚かないようにすると良いですね。

しかし、それが1週間以上続くようですと、乳酸菌以外の成分が体に合わないなども考えられます。

量を減らす、一時止めることも大切です。最初は、用法用量は守る~少し少な目がお勧めです。

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落ち込みやすい方、幸せになりたい方は腸内環境を良くすること、維持することを意識すると良いと思います。

心にも体にも良い乳酸菌についてでした。

 

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