あなたは「ほてり」や「のぼせ」で
「カーっとなって暑いし、汗が……」
「ほてって眠れない……」
といった経験がありますか?
生理のお悩み相談をしていると、30代・40代の女性からは、
更年期によく出やすい「ほてり」や「のぼせ」で悩んでいる相談が多いです。
更年期になるような年齢じゃなくても
女性は生理前になるとほてりやすくて眠れなくなりやすいって知っていましたか?
私も生理前になると「ほてり」が出やすくなって眠れないことがよくありました。
また、冬はあったかいモコモコのパジャマなどを着ている女性も多いですが、
モコモコのあったかパジャマを着ているのもほてりやすくなり、眠れなくなってしまうのを知っていましたか?
実は、間違った毛布の使い方をしているのも、冬は体がほてりやすくなって眠れなくなってしまいます。
体の「ほてり」や「のぼせ」で暑い・眠れないときは
◎体に熱がこもってしまわないように熱を放散させるブラブラ体操をする
◎冬は熱がこもりやすいモコモコのあったかパジャマより○○○のパジャマ
◎毛布はかけ布団の中に使わない
といった工夫をすると
体に熱がこもらずぐっすり快適に眠ることができます。
ぐっすり眠れないと肌のターンオーバーも悪くなり肌荒れや目の下のクマもできやすくなりますから、美肌のためにもぐっすり眠りたいですよね。
体のほてりがおさまって、ぐっすり眠ったあとのステキな朝の目覚めができたらうれしくありませんか?
「ほてり」や「のぼせ」のときは体の熱を放散する!
体の「ほてり」や「のぼせ」は体に熱がこもっている状態ですから、
熱がこもらないように放散できることをすると、「ほてり」や「のぼせ」がスーっと引いて楽になりぐっすり眠りやすくなります。
更年期の年齢でなくても女性は生理に前になると体がほてりやすくなり、ぐっすり眠れなくて昼間に眠くなりやすいです。
女性は妊娠しやすい排卵の時期、生理の2週間前くらいになると、
体を妊娠の準備モードにするプロゲステロンという女性ホルモンの量が増えて、
下の基礎体温のグラフのように、体温が平熱よりも0.3℃以上高くなるのが10日以上続きます。
たかが0.3℃の体温差ではあるのですが、体温が高い状態になると、
夜に寝るときに体温が下がりにくくなり、体に熱がこもってほてりが出てきます。
「のぼせ」が出るときは体温調節をしている自律神経のはたらきが弱っていると起きやすいですが、
「のぼせ」ているときは上半身に熱がこもっている状態ですので、熱を放散させて全身の血液の流れがよくなるようにすると楽になります。
体がほてっていたり、のぼせいていたりすると寝付けないし、ぐっすり眠れない状態になりやすいですよね?
体にこもっている熱を放散させる簡単な方法は
手足をブラブラ~っと動かすこと。
上の写真のように
体がほてったときや寝る前にあおむけになって手足をブラブラ~っとさせるのをじんわり疲れるまでやるのがおすすめです。
一生懸命に勢いよくブラブラすると、かえって興奮状態になり寝付きにくくなるので
あくまでもゆったり「ブラブラ~」っとやりましょう。
立ってやるときは、体育の準備体操でやったように手足をブラブラ~っとさせてみましょう。
これは睡眠セラピストさんや整体の先生も紹介している方法で、私もやってみたら生理前のほてりがスーっと楽になったので
「こんな簡単なことでほてりが楽になってぐっすり眠れるなんてすごい!!」
と、感激していつもやっています。
「ほてり」や「のぼせ」で体に熱がこもっているときは、主に上半身に熱がこもっているので、手足をブラブラ~っと動かすことで、手足の血液の流れがよくなると、熱が放散されて「ほてり」や「のぼせ」も楽になるのです。
ただし、せっかくブラブラ体操をやっても、
パジャマや毛布で寝ている間にまた体に熱がこもり「ほてり」や「のぼせ」が起きてしまうことがあるので要注意です。
あなたは冬にモコモコのあったかパジャマを使っていますか?
毛布はかけ布団の中に使っていますか?