早くも2015年も終わりに近づいて来ました。今月はいて座の新月についてお伝えします。
ちょうど忘年会やクリスマスなどアルコールいただく機会が多い時期ですが、今月はタイムリーにも肝臓がテーマの一つですので、是非この機会に意識してケアしてみてくださいね。
いて座に対応する身体の部位は、肝臓、坐骨神経、大腿部、股関節
まだまだ腰周辺に対応する月が続きます! いて座の今月は、坐骨神経、肝臓、大腿部、股関節に関連していると言われています。
肝臓は体内で最も大きな臓器で、その役割は、ぶどう糖・たんぱく質・脂質の代謝や、消化を促す胆汁の生成・分泌、さらに老廃物などの有害物質の分解・解毒があります。
食べすぎや飲みすぎ、薬などの摂りすぎは肝臓にとってかなりの負担となりますし、肝臓は抑圧された怒りや不満を溜め込みやすく、それらの感情を上手く表現出来ずに長年押さえ込んでしまうと、何らかのトラブルを引き起こすことがあります。
坐骨神経は最も長い神経で、腰椎からお尻、もも、足まであります。ここに痛みがある場合、肉体的な原因としては、腰椎椎間板ヘルニアが挙げられます。また感情面では、未来や経済面への不安が無意識レベルである場合が多く、それは物質に執着することとも繋がります。
意識レベルでは執着に気づいていないことが多いのですが、そこに気づくと罪悪感を持ってしまい、人生にチャレンジすることに躊躇してしまいます。
そして太ももと股関節ですが、どちらも歩くために重要な部位です。ここに何か違和感がある場合は、自分を押さえ込み人に依存することで自立出来なかったり、やりたいことがスムーズに進まなかったりということが考えられます。
これらの部位のケアですが、まず肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるとおり、何らかの不調が起きてもすぐには症状が出ないので、肉体的にも感情的にも無理をさせず、デトックスするように心がけましょう。
お白湯、ファスティング、ひまし油パックなどがお勧めです。また硬くなってしまった部位があったら、優しく揉みほぐしましょう。
そして、感情や自分の意見を押さえ込まず、溜め込まないことも肝心です。これは直接口に出さなくても、紙に書き出すことでも解放することが出来ますよ。
そして、これからご紹介する、マルマと呼ばれるエネルギーポイントを意識したアロマやヨガのポーズも、心身の調整に是非活用してみてくださいね!
いて座に対応するアロマオイルはブラックペッパー!
ブラックペッパーは日本でもスパイスとして良く使われていますが、古来からスパイスの王様として重用され、アーユルヴェーダでも大変重要なスパイスの一つとして扱われています。
辛くドライで甘味のあるスパイシーな香りを持つブラックペッパーは、身体をあたため、消化や排泄を促進し、デトックスのサポートなどの働きがあります。また、人生への意欲を湧かせてくれるため、自立と自己主張を促し、創造力を刺激してくれます。
第一チャクラも整えてくれるブラックペッパーは、倦怠感やエネルギー不足の時など、心身を元気づけ、前向きな活力を与えてくれることでしょう。
他には、ジンジャー(消化促進、グランディング、代謝アップ)、パイン(エネルギーと幸福感の増進)、マジョラム(心身の強壮とリラックス、冷えや不安に)、ユーカリ(呼吸器系トラブル、活力アップ)などがお勧めです。