運命プロデューサー・5次元覚醒セラピストの畑田明愛栞(ハタダメアリ)です。
突然ですが皆さんは死んだ後、どうなると思いますか?
死んだら何もない「無」になると思っている方。
死んでも体がなくなるだけで、魂は続くと思っている方。
あまり深く考えたことがない方…etc
今回はそんな「魂の概念」と、その概念を持つことの必要性について綴ってみたいと思います。
■魂の概念があると生きるのが楽になる
そもそも「死んだら無になる」ならば、私たちは「何のために」生きているのでしょうか?
私たち人間は、肉体の死を迎えても「魂」は続いていきます。
生まれ変わる目的は人それぞれで、前世でクリアできなかった課題に再挑戦するために私たちはもう一度「人間」という世を選択する。
輪廻転生を繰り返し、必要な「魂の成長」を目指すこと。
死んだ後も、魂は続いていくこと。
それらの「魂の概念」があるかないかによって、私たちが生きている間に選べる選択肢やルートが変わってきます。
「魂の概念」は現実で起こっている苦しみを解決するために必要な”視点”を時に与えてくれます。
私は実際に前世間のカルマの解消をしなくてはならない局面にぶち当たったことがあります。
実の母と兄と私の三人は、宿曜占星術でいうところの「前世の因縁」が色濃く出た三巡りの関係性でした。
その経緯は私の著書に書き記しておりますが、血の繋がった母の手酷い裏切りと、連日浴びせられる実兄からの罵声にいつしか私は自殺を考えるようになりました。
ですが「魂の概念」が私を救ってくれたのです。
このような辛いことが起こるのは、私のせいなのだと呪いのように思っていましたが、実際は生まれる前に自分が決めてきた課題を遂行しているだけに過ぎません。
そして、実兄と母の前世のやり直しの問題も裏に隠されていたことが分かったのです。
なにより死んでも魂は続き、生きている間に放棄した課題のツケは必ず死後に”苦しみ”として返ってくることが、自殺の抑止力となりました。
生きている間の課題は生きている間にしか、クリアできません。
現実的な言い方をすると、課題を遂行していく過程で得た”気づき”や”学び”が「生きやすさ」をもたらしてくれるとも言えますが、
魂の視点でいうならば「前にクリアできなかった課題を、また先延ばしにして苦しみたいのか?」ということです。
学びを終えたらステージクリアとみなされ、もうその人たちとは縁が自然となくなります。
状況を変えたり、その人との縁を切りたいのなら、まず自分の「課題クリア」を目指すのが一番早いのです。
■前提を変えると、新たな視点が生まれる
実際に、死んだら無になると思っている方が結果的に死を選んだり、生きることに意義を見出せていない方が多い傾向にあるように思います。
魂という概念がない人ほど、生きることへの恐怖と死への無力感が比例しているのかもしれません。
自分はもう悔いなく、やり残したこともなく、生き切ったという人ほど、死ぬことへの恐怖や虚しさも生まれないでしょう。
生きている間の時間だけが、私たちの”人生”の全てではありません。
死んだら終わりという前提こそが、生きている間の虚しさや恐れを生んでいるのではないでしょうか?
死んだ後も、生きている間のことが問われ続け、それは来世にも持ち越される。
これを聞いて「嫌だな」とか「終わらないなんて苦しいな」と思われるかもしれません。
ですが、生きている間に得た学びや気づきもきちんと”次”に持ち越されます。
いま生きている自分と次に生きる自分のために、今しかできない学びをチャンスとして受け入れていく。
それが生きている間の「生きやすさ」にも必ず結びつきます。
死んだ後も続いていくことを前提に、”生きること”をぜひ一度考えてみてくださいね。
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