こんにちは、マユリです。
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先日、「ひぐらしのなく頃に — 郷壊し編21話」というTVアニメに「少女と女神」の契約のシーンがでてきました。
「なんだか「売り言葉に買い言葉」で、あんな感じでも、契約になるんですか?」との質問がありました。
「え? なんのこっちゃ?」の皆様に、
女神 「人の子の身では叶えられぬ願い、われの力を得れば必ず成就することができるだろう……」
少女 「そんなことできるわけはありませんわ! できるというのなら叶えて見せてくださいませ!」
女神 「ならば我が力を貸し与えよう!」
な~んだ! アニメじゃん! なんですけど……このシーンなかなか的を得ているんです。
商売繁盛を祈った若奥様
かつてブログにも書きましたが、もう10年以上前のことです。
「婚活が上手くいかない」ことを悩まれた女性がこられました。自分の努力範囲を超えているような気がして、原因となった前世があるならみてみたいとのことでした。
そうしてあらわれたのが、以下のビジョンです。
時代は明治時代……四条大通りには、人力車がはしっていました。明治維新で多くの商家が没落した時代です。きちんとした身なりの若奥様風の女性が、祠の前で熱心にお祈りをしています。
「どうか商売が繁盛しますように」
「その願い叶えたり」頭の中で声がします。
「娘をもらおう」また声がしました。「はい」頭の中で答えました。
はたから見ると、若い女性が熱心にお参りしてるように見えるだけで、そんな声は聞こえません。若奥様自身も、自分の心の声にしたがっているだけで、神様と話した(チャネリングした)という自覚はありません。
さて、ひぐらしの女神と少女と、若奥様と祠の神様に共通することは何でしょうか?
「願いをかなえてください」とお願いをし、「かなえてあげよう」と返答があったことです。これだけで、神様との契約は成立します。
血でサインするとか、何か儀式するとかじゃないのですか!?」
いやいや……それこそオカルト系アニメのみすぎでしょう……(笑) 人間社会ではないのですから、印鑑やサインがいるとか、文章化する必要はありません。これで、立派に契約成立なのです。
商売繁盛して子孫が途絶える
彼女の家は、明治の頃、没落しかけた後、ある商品があたって商売繁盛、かえって江戸時代より裕福になったそうです。
でも思い出してください。この契約は代償がありましたね。そう「娘をもらおう」です。
その若奥様が、「対価の支払い」について骨身に染みるのは、商売繁盛という恩恵を受けてからずっと後のことです。彼女には一人娘がいましたが、子供を授かることはなく、この家の血筋は途絶えたのです。
「なぜって?」
娘は神の花嫁として差し出されたのですから、他の(人間の)男の子供を産むことはできません。
その後、遠い親戚から養子をむかえてなんとか家をつないだのですが、今に至っても、結婚しなかったり子供ができない親族が多く、「何か因縁があるのでは?」と思っていたそうですが、まさか、こんな話とは……とのことでした。
神様にお願いするには代償が必要なのです。
若奥様が祈願した神社 — 八坂神社
この話は、今までも何度か書いているので、すでにご存じの方もいらっしゃることでしょう。 私にとっても、「神々に対する認識」を改めて考えさせられる出来事でした。
「この若奥様が祈願した神社はどこですか?」時々きかれます。
そう、京都の四条大通りですから……土地勘のある方なら、もうお判りでしょう。そう、「八坂神社」です。
「なぜいままで、言わなかったのかって?」
私も関西人ですから、京都の方が地元の神社を大切に思っていることはよくしっていますので、ちょっと、書くのを憚られたのでした。
日本のダビデ神殿 — 八坂神社
このビジョンの中で、祠の横に「頭が牛で体が筋骨隆々の男の姿をした神様」らしき人が立っていました。
八坂神社のご神体が、頭が牛で体が人間の「牛頭天王」であることは有名ですが、当時私はそんなことなど知らなかったので、直接「あなたは誰か?」神様に尋ねました。
すると「自分はダビデだ」と答えたのです。
「生前の姿になってください」といったところ、ギリシア神話に出てきそうな彫の深い美男子に変化しました。
「神様本人がそう言ってるのだから……八坂神社のご神体はユダヤの大王ダビデで、八坂神社は日本のダビデ神殿なんだ……」と思ったのです。
気になったけれども、その時意味が分からなかったことがありました。足元に、緑の小さな蛇がいたのです。
この蛇はいったい何者なのでしょうか?
つづく
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