こんにちは、マユリです。
今あちこちで古代の神々の封印が解かれています。
「誰かが解いて回ってるのですか?」それもあるかもしれませんが、今日は無意識に封印を解除している例についてお話ししましょう。
語りかけるルシファー
数年前の関東でのことです。道を歩いていると、ルシファーの気配がします。
「あれ? こんなところにルシファーが?」
おそらくこの先にルシファーがいるのでしょうが、急いでいたので手前で道を曲がりました。ちょっと気になったので、後で地図を見て、その先に何があるか見てみました。
そこにあったのは蔵王権現堂
その先には蔵王権現堂がありました。蔵王権現とは修験道の神様で、魔物を封印するのによく使われます。
そのお堂は平安時代にできたとあり、おそらく、その当時修験者がルシファーを発見して、蔵王権現で封印したのでしょう。今はすっかり開発されて跡形もありませんが、昔はここには洞窟があり、中には湧水があったと記されていました。
古代では、洞窟は冥界への入り口であり、洞窟の中にある泉は、冥界や魔界の神々を召喚する召喚の泉として使われていました。
ここも、もともとは召喚の泉があったところで、召喚されたルシファーが神として祀られていたのでしょう。時代が下り、ルシファーは封印すべき魔物として、修験者によって封じられたのです。
ルシファーは男神か女神か?
ルシファーは、カバラの大天使の一柱で、日本ではよく青龍として祀られています。また、あちこちの神社やお寺で、観音様や弁天様として祀られていることもあります。
「え? ルシファーは男神じゃないのですか?」
ルシファーは、古代メソポタミアやエジプトで神として祀られてました。メソポタミアでは女神として、エジプトでは男神として祀られていたので、性別はあまり関係ないように思います。
それぞれ名称も違いますが、同じ姿をしているので同一人物(同一の神)とわかります。