託宣(チャネリング)とは何か? — 使い捨てられた巫女〜託宣の循環 — 託宣するもの、されるもの

託宣

「昔ある女性が、心変わりした夫を取り戻すために祈願したところ、願いは叶ったのですが、女性は気が狂って、井戸に飛び込んで亡くなった」……が縁結びの由来だときいたとき、あるクライアントさんの巫女の前世を思い出しました。

このお話は、神さまとは何か?「なぜ貴船神社は縁結びの神なの」かの続きです。
https://ameblo.jp/heavenly-crystal/entry-12610868488.html

 

巫女は10年持たない……

当時、巫女といえば、幼い時から精進潔斎して、長い修行をしてなるものでした。

京の市中のような光景です。巫女のスカウトマンのような人がいて、霊感があるとみこまれた少女は、7、8才のころから、親元から離れて山の中で修行し、15才前後で巫女としてデビューしました。

ビジョンに出てきた巫女は、20代後半でしょうか。起きられない状態で臥せっています。今でいう鬱のような状態で、寝たきりになっているのです。

「……ほとんどの巫女は10年持たないから、25才までに死んでしまう……私は長生きで25過ぎても生きているけど……もう動けない……」

その神社の託宣は、全トランスで行うもので、そのうち体がボロボロになり、寝たきりになってしまうとのことでした。

託宣

 

全トランスと半トランス

託宣、今でいうチャネリングには、全トランスと半トランスがあります。

半トランスは、自分の意識を保ちながら、お告げをききますが、全トランスは、完全に自分の意識が消えて、別の人格が話し出すので、大変な肉体的、精神的消耗をまねきます。

霊体が下りてくるという事は、生身の人間にとってたいへんな負担になります。

特に完全に意識を失い、自分の肉体を別の存在(神様)に明け渡してしまう全トランスは、肉体的だけでなく、精神的な負担もすさまじかったと思います。一つ間違ったら、別の人格に乗っ取られてしまい、今でいう多重性人格障害や、統合失調症のようになってしまう危険性があるのです。

鬱や引きこもりの人に、憑依霊がいることはよくありますが、当時の巫女もそんな状態だったのかと思います。体が重くて、なにをするのもしんどい、起きなれない状態になって、遂には弱って死んでいったのです。

 

使い物にならなくなった巫女は入水する

弱って自然になくなる方もいる一方で、入水する巫女もいました。

「還俗することはできないのですか?」
「高貴な方々の託宣をしているから……いろいろな秘密を知っているので……還俗ではできない……」
「巫女として使い物に、ならなくなった入水(水に入って死ぬこと)するのよ……」

その巫女は、入水を逃れて逃げたのですが、最後は僧兵につかまって殺されてしまうという……悲しい過去世でした。

 

水は、神さまの住まうところ

なぜ入水なのか? 水の中には巫女の主(あるじ)たる神がいるからです。

入水した巫女はどうなるのでしょうか? 今度は託宣する側になって、生きている巫女たちにお告げを告げます。こういう風にして、歴代の巫女たちが循環していくのです……

託宣

 

託宣の循環 — 託宣するもの、されるもの

他の方のビジョンで、両親が子供を生贄に捧げ、死んだ子供が託宣神となってお告げをしている光景がでてきたことがあります。

父が行者、母が巫女、死んだ子供が霊体となって、母たる巫女にお告げをします。母たる巫女が依り代となって、子供の声を聴いて託宣をするのです。今風に言うと、子供の声をチャネリングして、皆に告げるのです。

現代なら子殺しで……なんとも恐ろしい話ですが、昔はこのようなことがまかり通っていたのかもしれません。現代人の我々には、ついていけない……なんとも、恐ろしいお話でした。

この巫女は庶民の出ですが、もっと身分の高い巫女さんはどうしていたのでしょうか?

次回は平安時代の、やんごとなき身分の巫女のビジョンを紹介しましょう。

 

マユリ

 

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https://ameblo.jp/heavenly-crystal/entry-12611490788.html

 

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