【episode1 繰り返す人類】
~いつの時代も同じ。
人類は暗闇の中の僅かな光に生きている?~
自慢にはなりませんが
私は、ほぼ学校のお勉強を
したことがありません。
しかし何故か
「祇園精舎の暗記」
という課題は、
真面目に取り組みました。
なので今でも
自信を持って披露できます。
……とはいっても
今まで その披露の場は設けたことはありませんが。
さて……
改めて
読んでみましょう。
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このテキストでは、平家物語の冒頭「祇園精舎」の現代語訳と解説をしています。
原文(本文)
「祇園精舎」
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
テキスト manapedia.jp
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とても
厳かで雅で、 まさに 侘び寂びの世界。
「生命の儚さ」を
文章読みながら
そのさまを想像できます。
平安時代の「自己啓発本」でしょうか。
誰しも一度は耳にしたであろう
有名なこの物語
『祇園精舎』
その一節の
「盛者必衰の理をあらわす」
この文言は
全人類に当てはまりそうなものです。
ですが、いつの時代にも
その生命を全うできないのは
何故でしょう。
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栄枯盛衰 意味
栄えることと衰えること。栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいう。▽「栄枯」は草木が茂り盛んなことと枯れしぼむこと。転じて、人や家門などの繁栄や衰退をいう。
テキストhttp://dictionary.goo.nejp
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意味を読むと
芽吹き→生い茂り→咲き乱れ→枯れていき→種を残す→芽吹き……
という
イメージが私の頭の中の映像に
映し出されています。
このように、
草木が茂り、枯れてゆく様に
生命と共に
生きているのなら、
現代は、
きっと人類例外なく、
平和に暮らしているはずです。
そして……、
まるで人類永遠の課題のような
「平和」
それは
そんなに難しい事なのでしょうか。
~生まれてきた場所、環境、階級
そして、生きること~
例えば……、
現代の私達が
其々の好きな時代に
タイムスリップして、
輝かしい命、
個々の魂の
栄えと衰退のそのものを
生きていけるのでしょうか。
更に言えば
最高の階級、やってみたい職務、
富や権力
ありとあらゆる
自分が望む
環境、物質は全て選べるとします。
はたして 、
生まれてきてよかった
と
本心の喜びと共に
生きてゆけるでしょうか。
そうではない……、
なんだか
違う気がするのは
私だけではないと思います。
もし、
「個を変える」「環境、待遇を変える」
のではなく
「生き方」そのものを
知ることができたら……、
きっと
誰もが例外なく
皆んな
好きに自由に生きていける。
そう 思いませんか?
そして
その答えの鍵は
実は身近にいる
子どもたちにあります。
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