青森県にある聖体奉仕会に涙を流したマリア様がいらっしゃいます。
1975年1月4日から1981年9月15日までの期間で101回の軌跡の涙を流されたそうです。
この奇跡のマリア様は教区司教からも認定され海外からも多くのカトリック信者に愛され、世界中からたくさんの敬虔なクリスチャンが訪れています。
この現象はウィーピングスタチューと呼ばれ奇跡の現象とされています。
私が訪問させていただいたのは2度目で、この日は、フィリピンから団体の巡礼者がマリア像の前で祈りをささげていました。
パワースポット巡りでお客様をご案内させていただく側として、目的のマリアに全く近寄ることができない。
残念な気持ちで、そのまま祈りを捧げました。
「せっかく来たのに、マリアのそばにも行けない。遠くで眺めることしかできない。全くなんて日だ!」
なんて、ガッツリ人間的な意識でそのままの感情をぶつけてみました。
以下太字マリアからのメッセージ
ニーバの祈り
神よ
変えることのできるものについて、それを変えられるだけの勇気を我らに与えたまえ
変えることができないものについて、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ
そして、変えることができるものと変えることができないものを識別する知恵を与えたまえ
ぼやーっと入ってきたメッセージ
(ニーバの祈りはアメリカの神学者から作られ、アルコール依存や薬物依存の人たちのプログラムの中での一環として用いられた祈り)
変えることできないのか……参ったな……。
神の前ではどんな立場であろうと公平です。あなたがそれに肩を落とす必要はなく、私がそばにいてもいなくても、祈りは有効で、私たちはその祈りのすべてを聴くことができます。
私の姿が見えないのであれば祈ることはできないということはありません。
それは、そうだけど、できることならはるばる東京から来たのだからせっかくならそばまで行ってじっくり見たいな。
団体様の巡礼はまだまだ終わりそうにない。何を祈っているのか言葉でわからないけれど、感銘を受けて、泣いている方も多数。
私の代わりに泣くものがいる。私が涙を流さずともそのエネルギーを受け自身が洗われる。涙は浄化であり、私が泣いたのも一つの象徴だ。あなたが泣かない、もしくは泣くことをのみ込んでしまうのであれば私は代わりに涙しましょう。
全人類の母の象徴であるマリアは寛大で慈愛に満ちすべてを受け入れてくれる。
その像としてのシンボルであるマリア像でさえもその寛大な母性のオーラを放っていました。
さらに、
私は神の子の母であり、その神の子(キリスト)は私の中で育まれた祈りでもある。
すべての子供たちは、同じように神の子であり、私の子だ。母である人はみな私に等しくマリアである。私の願いをかなえるべくキリストはその願いをかなえた。
あなたも同じキリストではないか? 同じ力を持っている。人類の母であるなら、キリストもあなたも兄弟であり姉妹だ。その境界線など存在しない。私はただ慈愛に満ちた世界を愛し、その世界を想像した。そして、彼はそれを創造した。あなたも何一つ変わりはしない。
キリストとは覚醒者という意味だ。だからこそ、何かに秀でる必要はなく、あなたがあなたのままですでにあなた自身を許すことができるのであれば、あなたもまたキリストだ、母の愛は同じだけあなたの上にも降り注ぐ。
すべては神を体現する方法であり、私はそれを生むという象徴だ。すべての母はマリアでありすべての人間はキリストである。忘れてはいけない。あなたの中にキリスト(覚醒者)の意識が眠っていることを、あなた自身の中で変わらないという挫折ではなく、変えることができるという勇気を出すことそれは、誰しもが持ち合わせ、そこには努力は存在せず、あるのはただ勇気だけだ。
それは今ここで、あなたがどれだけの勇気を示せるかどうかいつも試されている。あなた自身の中で覚醒せよ。すべてのものは神によって創られている。あなた自身もその他も同じだ。あなたの中のキリスト(神という意識)を覚醒しなさい。
変えることができないものは、すでに神の意識が遂行されている証だ。受け入れる寛容さとその許しをあなた自身が持ち合わせなさい。
そうこうしている間に、巡礼の儀は終わったようで、マリアのすぐそばまで行くことができるようになりました。
私だってわざわざ来たのにという小さな感情は薄れ、あたたかくも穏やかな気持ちでマリアに祈ることができました。
マリアの祈りはキリストという形ある創造主によってなされ、その創造主が行った奇跡は、一人一人の人間も同じように心の中に宿る神聖さであり、それは静寂の祈りの中で遂行される。
神の子は一人ではなく、模範であり、私たちも同じように作られた存在で、ただ、その覚醒された自身をまだ知らないだけ、信じなさい。私は神の子であり、キリストとなんら変わりのない存在であることを認めなさい。そんな風にマリアに後押しされたように感じました。
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