災害の時に使えるものあれこれ〜災害がないのが一番ですが〜

こんにちは、よいぼしのなぎうたのkinaです。
9/6に北海道胆振地方を震源とする大きな地震があり、kinaも巻き込まれてしまいました。

地震の被害に遭われた方には御見舞を申し上げると同時に、復旧に尽力してくれる方へ最大限の感謝をしたいと思っています(北電上層部除く)。

 

何から何までデジタル化って良いこと? 災害の時にはアナログの方が使えるというお話

kinaは地震当時はたまたま用事で実家に戻っていたので、
食糧:ある ガス:問題なし 水:断水しても近くに非常用水兼湧き水がある
という状態でした。

ところが、地震で4つ稼働していた火力発電所のひとつである、震源地の近くにあった北海道最大の火力発電所、苫東火力発電所が緊急停止と損傷を起こし、出力が大幅に下がったことから他の3つの火力発電所に負荷がかかり、他の3個も緊急停止し、地震には関係のない地域も含めて北海道全域が停電になりました。
9/7の午前中でも復旧していないところも多々あります。

(画像はイメージです)

そのため、とにかくインフラが麻痺状態になり、病院も一般患者の外来を中止し、緊急搬送のみ受け付ける病院が相次ぎ(それもできなかった病院もありますが)、JRや地下鉄、市電、飛行機が電気が来ないので運休になり、信号機がつかないのでバスも動けず……と。

非常用バッテリーで営業していたガソリンスタンドに長蛇の列ができ、コンビニも非常用のバッテリーを動かして営業をしていて、これは助かりました。
コンビニでは電子マネーが使えずに現金支払いのみで、道の駅のトイレは停電で使えない箇所が続出していて「何でもかんでもデジタルに頼るって良いことではないな」と痛感した1日でした。

 

停電の時に使えるのはテレビよりラジオ! 情報を入手する心理的な大切さ

地震から20分後に停電して、ずっと電気が使えない状態で何が役に立ったかというと……意外にもラジオでした。
幸い単なる停電で、インターネット回線は動いていたので、NHKのラジオアプリ「らじる★らじる」を母親とずっと聞いていまして、それで停電の発生理由と停電が長引くこと、余震の状況と避難所情報や断水状況と給水場所は把握できていました。

もちろん途中でバッテリーがなくなりましたが、ノートPCから電源を供給して、ついでに車で出かける時に車で充電して、何とか持ちこたえさせました^_^;

母親は「ラジオがあって助かった」と何度も言っていましたし、NHKのアナウンサーさんが何度も「この情報を、メール等で北海道の人にも届けてあげてください」という呼びかけで情報を得た人もいたと思いますし、最後の方にはラジオで「スマホの電池を長持ちさせる方法」を放送していて、何だか笑ってしまいました。

もちろん、ちゃんとiPhoneとAndroid両方のやり方を説明していました^_^;
9/6はラジオの存在のありがたさをしみじみと感じました。
昨日ラジオで色々報道していたNHKのアナウンサーさん、ありがとうございました。

状況がわからないとイライラする……というのはよくわかります。
スマホにはライトも、ラジオを聞けるアプリもありますので、充電と回線が確保できるならスマホも災害時にも役に立つと思います。
もちろん災害がないことに越したことはないですが、何かあった時のために使えるツールは用意しておいた方が良いと思います。
どうぞ皆様もお気をつけて。

 

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