春は肝臓のケアが大切!
東洋医学では、春は肝臓が活発に機能し始める時期とされています。
肝臓は、冬の間に身体の中に溜まった老廃物を解毒するため、春になると活発に働くのです。
そのため、負担がかかりやすい肝臓の疲れから、ダルくなったり、目覚めが悪くなったりするのです。
それだけでなく、イライラしたり、不安になったりするのも、肝臓の疲れが原因の場合があります。
春は肝臓のケアが大切です。
とはいっても、「肝臓のケアってどうすれば良いの!?」って感じですよね。
大丈夫です、そんなに難しいことはありません。
① 肝臓を温める。
右脇腹から背中側まで、温かい蒸しタオルをぐるりと当てて温めてあげましょう。
タオルがぬるくなるまで(10~20分ほど)が目安です。
入浴の際、バスタブに入るようにしたり、薄着でも腹巻をしたりして冷やさないようにしたりするのも良いです。
② たんぱく質を摂る。
たんぱく質は肝臓の働きを高めてくれます。
朝、たんぱく質を多く含む食品の代表格である卵を食べると、眠っている間に下がった体温を上げ、午前中から活発に過ごすことができます。
春は薄着になるので、ついついダイエットが気になってしまいますが、カロリーを減らそうと、たんぱく質がとれる肉や卵などを急激に減らすと、肝臓の機能が働かなくなってしまいます。
女性の場合、肝臓の機能が働かなくなると、女性ホルモンが分解処理できず、皮下脂肪がつきやすくなるので、かえって太りやすくなってしまうのです。
こうなると、あっという間に『イライラおデブさん』の出来上がりです。
そればかりか、乳ガンなどの危険性も高まることになってしまうので、春は適度にたんぱく質を摂ることが大切です。
③ 飲み物は緑茶、ウコン茶がおススメ。
緑茶は、眠くてボーっとしてしまったり、朝に目覚めが悪かったりするという人におススメです。
濃い目に入れて飲んだら、スッキリします。
イライラしたり、情緒不安定だったりする人にはウコン茶がおススメです。
花粉症にも効果的です。
春をもっと楽しもう!
このように、春は様々な要因で心身のバランスを崩しやすい季節です。
暖かい日差しの中、綺麗に咲いている桜の花のように、あなたもきっと美しく、元気に過ごせます!
心躍る春、あなたがもっと輝けますように!
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