モッくまくんのはれんちギリシャ神話分析~牡牛座編その2~ 真理のためなら〇〇とまぐあいます!

牡牛座

皆さん、こんにちは!
占星術家・セラピストの木星です。

前回
牡羊座神話と牡牛座神話を比較し
牡牛座さん達のエネルギーが
「俺たちみんな、パーフェクト♥」
であることをお伝えしました。

牡牛座神話は
男と女
神と人
が交わって王子たち
(国を統治する人)が
生まれます。

つまり「陰陽の統合」が
テーマだったわけよね。

で、この陰陽。
実は神話そのものも
「白い物語」と
「黒い物語」が存在する。

つまり牡牛座神話を
白と黒
二つ用意することで、
さらーに
陰陽を強調しているのよね。

神話、奥深すぎー!!
宇宙のコードは
ほんっと念入りに
メッセージを仕込んでくるw

じゃあさっそく
「黒い牛」の神話を
ご紹介していきますね。

・・・・・・・・・・・・・・

 

~黒い牛~

エウローペが残した
王子の一人、ミノスは
自分こそが王位継承者であることを
証明するため、
海神ポセイドンに
「生贄に捧げるための
牡牛を授けたまえ」
と祈ります。

祈りとともに海から
現れた凛々しい牡牛。
これによりミノスは見事
王位に就くことができました。

ところが……。
その素晴らしい牡牛を
生贄にするのが惜しくなった
ミノスは、ポセイドンとの約束を破り
他の牛を生贄にしてしまいます。

これに腹を立てたポセイドンは
ミノスの妻パシパエに
恐ろしい呪いをかけ、
その立派な牡牛に
道ならぬ恋心を抱かせます。

募る想いに抗えなくなった
パシパエは、名工ダイダロスに頼み
木の板と牛の皮で
本物そっくりの牝牛を作らせ、
その中に身を隠すと
恋情を抱く牡牛と交わり
想いを果たします。

牡牛座

そうして生まれたのは
人間の身体に牛の頭を持つ
ミノタウロスで、
人肉を好んで食べる
恐ろしき怪物でした。

大変に狂暴だったミノタウロスは
王の命令により
ダイダロスの作った迷宮に、
閉じ込められたと言います。
・・・・・・・・・・・・・・

ちょ……
え……
神の話(かみのはなし)と
言われる神話にまさかの……

ジュ……









獣姦っっ!!!!???
(;’∀)

注:獣姦とは……人間が人間以外の動物と行う性行為のこと(ウキペディア様より)

ここで
「モッくまくんのはれんち
ギリシャ神話分析」を
楽しみにして下さってる
皆さんに残念なお知らせ。

TRINITYウェブ様での連載が
しずかに中止になる可能性を
かんがみて、わたくし木星
心から謝罪いたしますm(__)m

ああ、
占星術業界から干されませんよーにっ!!!!

それでは勢いに乗って
進めていきましょうっ!!!

 

牡牛座

モッくま
「長い間お世話になりました。
身体に気を付け頑張ってください(棒読み)」

木 星
「あ こらっ! 自分ばっかり
綺麗めキャラクター
維持しようとしてっ!!」

モッくま
「ぼくはこう見えても
『知性あふれる可愛いクマ』で
通ってるんですよっ!
築き上げたブランディングを
先生の炎上商法で
台無しにしたくないっ!!!」

木 星
「人聞きの悪い……。
誰が商法よ。
まあ、いいわ。
とにかく
分析を始めましょ。

まずね。
『白い牛』と『黒い牛』。
この二つの神話はあらゆる点で
対比的なの。
『白い牛』に登場する神は
天の神ゼウス。
一方『黒い牛』に登場する神は
海の神ポセイドン」

モッくま
「なるほど。
天と海……ですか。
確か『海』は『潜在意識』を
象徴すると
牡羊座神話で言っていましたね。
と、言うことは
『天』が象徴するのは
『顕在意識』?」

木 星
「その通り」

モッくま
「さらに
女がまぐわう相手も
『神』と『獣』で対局ですね」

木 星
「そう。そして注目すべきは
どちらも
女と男が結ばれる点。
『まぐあい』がテーマってとこよ」

モッくま
「確かに……。
『まぐあい』が象徴するのは……
『子作り』って言うくらいだから
『クリエイティブ』とか
そう言うことですよね」

木 星
「そうね。実際
五感を司る牡牛座は
芸術的な感性が豊かとも
言われてる。

まあ芸術に限らず
お金を生む、ビジネスを生む。
形あるものを創造し
作り出す力ね」

モッくま
「にしても……
『創造性』を表すだけなら
『白い牛』の神話だけで
充分な気がしますが……」

木 星
「ふふ。
あなたもまだまだ青いわね。
真の創造性ってのは
闇を知らなきゃホンモノじゃない。

あらゆる芸術家は
名作の背後で
自分の闇にとことん
潜り込むような
〝陰な作品〟を残しているものなの」

モッくま
「へー! 例えば?」

木 星
「パブロ・ピカソは親友の自殺によって
病んだ娼婦や
悲哀にみちた老人を描き続ける
『青の時代』を
通過してるわ。

児童文学作家
マーク・トウェインも
『トム・ソーヤーの冒険』なんて
希望に満ちた物語を
書いてるのに、
『不思議な少年』ってタイトルで
サタンを主人公にした
陰鬱な物語を残しているのよ。
あんまり知られていないけどね」

モッくま
「……木星さん。
博学じゃないですか……」

木 星
「フッ 当たり前よ。
こう見えて絵描きよ。
芸術はちょっぴり得意分野なの。

そもそも。
仏の絵を描こうと思ったら
地獄絵図を模写するところから
入るもの。

牡牛座はそんなふうに
自分の闇にとことん潜る。
自分の信じた
美・真理に、どこまでも
向き合う探求心を持っているから。

人と獣がまぐわう
禁断の扉を開けてでも
そこに在る創造性(まぐあい)に
貪欲なのよ。

神話『黒い牛』は
そんな牡牛座の、創造性への執念を
描いているの」

モッくま
「牡牛座さん、スゲー……」

木 星
「でもだからこそ、
牡牛座さんたちには
注意すべきことがある」

モッくま
「注意すべきこと……?」

木 星
「そのあたりはまた次回。
改めて取り上げていこうじゃないの♥」

モッくま
「真面目なニュアンスに
切り替えたおかげで
炎上しないで済みそうですね……。

さて、
生まれた瞬間の星の配置図
(ホロスコープ)を見て
自分の星が牡牛座に
入っているかを調べたい人はこちら!
http://moccuma.net/wp-content/plugins/horoscope/

木 星
「ではまた、次回お会いしましょう♪」

 

木星

木星

 

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