モッくまくんのはれんちギリシャ神話分析~牡牛座編~ 俺たちみんな、パーフェクト!

牡牛座

皆さん、こんにちは!
占星術家・セラピストの木星です。

前回の神話分析では「牡羊座のエネルギーは精子くん♪」
とお伝えし、
全国の牡羊座さん達を
震撼とさせました(エヘン( `ー´)ノ)。

わたしが研究する新しい占星術
∞アストロジー®では
牡羊座は「0」を象徴。
そして次なる牡牛座は「1」。

この「1」を象徴する牡牛座には
「あんた達、カンペキよ♪」
と、神サマから太鼓判を押されてた
素晴らしきエネルギーの持ち主です(#^.^#)
ヤッタネ!

では早速、牡牛座神話をご紹介して
参りましょう~♪

 

・・・・・・・・・・・・・・

~白い牡牛~

小国フェニキアには、
エウローペと言う名の美しい姫が
おりました。

ある時、オリュンポス山の頂から
最高神ゼウスが
浜辺でたわむれるエウローペを見つけます。

一目でその美しさに心奪われたゼウスは、
白く輝く牛に身を変えて、
浜辺へと降り立ちました。

エウローペは驚きながらも
凛々しい牡牛に見とれ、近づくと……。

牡牛座

白い牡牛はエウローペを背に乗せ、
見る間に海を渡り始めます。

そうしてクレタ島にたどり着くと……。
ゼウスは元の姿に戻り、
二人は結ばれました。

姫は3人の男の子をもうけますが、
後にクレタ島の王と結婚し、
王位はその子らに引き継がれたと
言います。
・・・・・・・・・・・・・・

えー先に言っときますw
最高神ゼウスくん。
今後の神話でも
「オッかわいい♡」って思った
女子を連れ去り抱いちゃう
みたいなこと、やりまくりです。

ある時は女子の意志すら
完全無視。
何だったら夫に化けて
人妻抱いちゃったりw

それ……詐欺じゃん!!

みたいな、
スケベだけが取り柄の
ろくでなしです。

最高神なのにっ!!!!
えーんかいっ!!!

と突っ込みどころ満載ですが、
神話分析は
「倫理を持ちこまない」が鉄則。
物語の「象徴」を読む。

なのでご立腹は最もですが、
リラックスして進めて
きましょー。

 

牡牛座

モッくま
「早速ですが木星さん。
牡牛座神話の読みどころは
どこですか?」

木 星
「んーそれを知るには
一つ前の牡羊座神話と
比較してみることね」

モッくま
「ふむ。牡羊座神話は、
二人の王子と姫が国を逃れ
空飛ぶ羊に載って新天地に
向かう物語でしたよね。
まあ、姫は途中で
落っこちちゃったけどw

二つの神話の共通性は……
男女が
新しい島に渡るところですね」

木 星
「そう。
古い島から新しい島へ
二人の男女が向かう。
これが意味することはなんだった?」

モッくま
「世界の創造」

木 星
「正解♪
けれど牡羊座神話では
女だけが新天地に
辿り着かず
世界は未完のまま終わり……」

モッくま
「牡牛座神話じゃ、
男と女どっちも辿り着いて
新しい島で
子どもまでできちゃう……。
これの意味するところは、
まさに新世界創造ですね」

木 星
「その通り!
牡羊座神話じゃ、
どのみち男女は兄妹でしょ。
だから二人は交われない。

一方で
牡牛座神話は
結ばれることが許された
男と女。

そしてこの陰陽の対(つい)は
男と女が
神と人であることにも
表れてるの」

モッくま
「なるほど。
男と女。
天と地の統合ってワケですね。
牡羊座が
『オンナが足りない』のに比べ、
牡牛座は男女がちゃんと
対を成してる。

だからこそ牡牛座は
『完璧な世界』を表してる」

木 星
「その通りよ。
牡牛座はそもそも『五感』を司り
五感には『才能』が宿るでしょ。

牡牛座のクリエイティビティの
才能は、男女の対がそろって
完璧である。

それはつまり、
人に宿った才能とは
天が与えた完璧なギフトって
ことなのよ」

モッくま
「ふーむ、なるほど。
しかし木星さん。
水を差すようで申し訳ない
んですが、
牡牛座神話ってもう一つありますよね?」

木 星
「あら……あなた詳しいのね」

モッくま
「ええ。
ゼウスは確かに突っ込みどころ
満載の神ですが、
白い牛に姿を変え、
少女を乗せ海を渡るシーンは
美しくもあります」

木 星
「ええ、そうね」

モッくま
「と……ところが……。
もう一つの牡牛座神話と来たら!
神話って『神の話』でしょ?
なのになのに、
その神話じゃ
な、なんと……ジュ……ジュウ……
ああ、言えない!!!

木星さん! ぼくの本は一応
『子どもにも分かる占星術』って
キャッチコピーで
売ってるんですよっ!!

万が一、良い子のみんなが
はれんち神話分析シリーズを
楽しみに読んでたら、
どうするつもりですかっ!!」

木 星
「あんたが言い出したんじゃ
ないのよ…。

まあ、いいわ。
確かに牡牛座神話は
『白い牛』の物語とは別に
『黒い牛』の物語が存在する。
これを語らずして、
牡牛座の本質は見えてこない。

その神話ときたら!
人と獣が交わってしまう
とんでもないストーリーなのよね」

モッくま
「きゃーーー!!!
言っちゃったよ、この人!!」

木 星
「それでは皆さま。
次回またお会いしましょ♡
自分の生まれた日の
星の配置図(ホロスコープ)に
牡牛座が在るかをチェックしたい方は
こちら~
http://moccuma.net/wp-content/plugins/horoscope/

モッくま
「……次回の記事はTRINITYさんに
深夜投稿してもらおう……ブツブツ」

 

 

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