苦しみぬいた末に、いらっしゃるクライアントさん。
沢山の言葉で投げかけて下さる。
「苦しい」「辛い」「うまくいかない」などなど。
何故そう感じるんだと思う? と私はいつもそう聞く。
「うーん……」皆さんは現象を知らせてくれる。
「仕事がうまくいかないのです。いつも嫌な上司にあたってしまって、今日も怒鳴られたばかりです。もう嫌で仕方がないのです。転職していい仕事見つかりますか?」
誰かに、嫌な上司がいると言っても、「職場ではつきものだ。」「そんな上司いるよね」
そう答えられるのがオチ……。
占いでも「今は我慢時です。」なんて言われてしまう。
でも、そこじゃない……。
私は、2004年からヒプノセラピストとして、また占いの鑑定として、何万人もの人の悩みを聴いてきました。
そして、社会人大学で心理学、主にグリーフケアを学んできました。
皆答えが欲しい。
でも占いだけでその答えを導き出すのには限界があると理解したのです。
私は、どうしたら良いの?
みんな自分ではわからない。そこを紐解きたいからお越しになる。
人は自分のことは5パーセントしか解らないもの。
だから他人の言葉や、自分以外の専門家に答えを紐解いてもらうことが必要なのだと思います。
幸せになりたいと皆さんは必ず言います。
でも現実は違う。
「幸せになりたい」は実は幸せになれないのだと誰も知らずに、引き寄せをしようという。
でも、幸せは来ない事に、そろそろ気が付いてきていると思う。
なぜなら幸せな人は幸せになりたいとは言わない。
幸せではないと感じる人が幸せになりたいと感じてしまうだけなのだから。
何故幸せと思えないの? と聞くと大抵、「わからない」といいます。
漠然とした悲しみ。それは無意識や、潜在意識に刻み込まれた感覚だったりするから。
親から受け取ったメッセージや、親の悲しみや苦しみ。
それらを子供時分から感覚で感じたり、恐怖だったり、記憶という状態にして脳に刻み込んでしまいます。
お父さんと不仲だった母の愚痴を聞いてばかりいて、精神不安になり拒食になってしまった少女。
お父さんが家で会社でのイライラを爆発させる家庭で育ち、おどおどとして自分の意見が言えなくなってしまった少年。
母親から心配ばかりされて、不安神経症になり不登校になってしまった子供。
受験を強要されてゲームの一つもできずに、勉強しかさせてもらえない、母親に怒りをぶつける子供。
沢山の子供たちの苦しみは親の耳には届かない。
親もそう育った。自分を救えないものに、人は救えないから、子どもたちは救いの手をつないでもらえずに苦しみ、しまいに諦めてしまう。
そんな子供たちが、大人になると前述した「嫌な上司」に出会うことになるのです。
嫌な上司に出会わないことが出来るとしたら、どんな状態だと思いますか?
こころには法則があるから。
次回、具体的にお知らせします。
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