「痛くない「かっさ」は家族に幸せをもたらしてくれる最高のツール」〜痕が残らない「無痛無根かっさ」法は、日本人のために産まれた〜

「かっさ」という療法をご存じでしょうか? こちらは「中国に古くから伝わる伝統的な民間療法」です。 皮膚をヘラで刺激することで、老廃物を排出させ「健康を促進、美容をもたらす」として、「何千年も昔から伝わってきたもの」です。

【痛みがなく、痕も残らないiCassa】

最近ではテレビや雑誌などで紹介されることもあるので、すでにご存じという方も多いかもしれませんが、一般的なかっさは強く皮膚を刺激するために、「痛みがあるだけでなく、真っ赤な痕が残ってしまいます」。

この痕は人によりますが、「消えるまでに1週間以上かかる」ということもあり、いくら美容や健康に良くても、女性にとっては「夏場に受けるのはちょっと……」と、躊躇してしまう要因となっています。
そんなかっさの欠点を解消したのが、「無痛無痕かっさ」法である「iCassa」。

 

【代々伝わってきたかっさを、日本人向けに改良】

iCassaの創始者である「孫 春玲」さんの家庭では、代々「独自のかっさ法が伝承」されていました。
それは「祖母から母、母から孫さんへ」と受け継がれ、家庭内で健康トラブルがあったときなどに使われていたのですが、孫さんが知人や友人にもかっさを施術したところ、その「手技に多くの人が魅了」され、いつしか彼らにかっさを教えるようになりました。

当初は代々伝わってきた伝統的なかっさを教えていた孫さんですが、日本にやってきて、日本人を相手に施術したところ、「日本人独特の文化や考え方を知る事」になります。
中国人にとって、かっさはとても身近なものですので、「痛いのも、肌が赤くなるのも当然」なのですが、かっさを良く知らない日本人にとっては、「痛い施術というだけでも敬遠しがち」になりますし、さらに「肌が赤くなる」というと、なおさら施術を受けようとしない人が多かったのです。

しかしながら、かっさという伝統的で効果的な手技を「日本人にも受け入れて欲しい」と思った、孫さんは、師匠でもあるお母さんに相談しました。
当初、「赤くならないかっさなど無理」といっていたお母さんでしたが、孫さんの熱意に負け、家に伝わっていたかっさを元に、「手技はもちろん、道具も含めて、長い間研究した結果」、痛みもなく、赤くならない「iCassa」が産まれたのです。

痛くしないで、赤く痕が残らないようにするならば、「手技の力を弱くすればいいのでは?」と思うかもしれません。
力を弱くすると確かに痛くないですし、痕も残らない施術が出来るかも知れませんが、「経絡にきちんと刺激を与えることができない」ために、かっさが本来もっている「自然治癒力を引き出す力が失われてしまう」のです。
そうならないために、孫さんは「長い時間をかけて独自の手技と、道具を開発した」わけです。

 

【日本ならではのハンドかっさは、コミュニケーションも癒す】

このように、孫さんは、「日本人の身体と心にあうためのかっさ法を、真剣に探求」しており、基本となるiCassaの理論を完成させた後にも色々なアプローチを行っています。
そのひとつが、日本だけにしかない「ハンドかっさ」。
これは文字通り、「手をかっさする」というもの。
通常のかっさは、「首や背中」にアプローチすることが多いのですが、あえて手にポイントを絞ったのには、「日本人の精神性」が関係しています。

中国でも、手にかっさを施術することはありますが、基本的に「自分」で行います。
人に施術して貰うのは、「自分の手が届かない部分」ということで、前述のように背中などが対象となるわけです。
しかしながら、日本人は他の民族に比べると極端に「肉体的接触を苦手」とします。
西洋のようなハグもありませんし、握手をすることすら行いません。