令和3年7月メッセージ — 迫りくる艱難に耐え続けた私たちは、辿り着いた夏に待ちわびた愛の果実を味わう

7月

コロナ禍の渦中で挙行されるオリンピックを前に — 九紫火星7月は、厳しい経済状況の中で入れ替わる人間関係に希望を見出す時

7月を迎えました。
昨年来のコロナウイルス禍で開催が危ぶまれていた東京オリンピックですが、賛否両論のなか、遂に今月、開催の時を迎えようとしています。緊急事態宣言は解除されましたが、現在もまん延防止条例は継続され、また、五輪出場のため来日したウガンダ選手団からは、新型ウイルスのPCR検査で陽性者が出ました。イギリスでは、インドで突き止められたデルタ変異株が猛威を振るい、ロックダウン緩和が延期となりました。日本でも、蔓延が危惧されています。このような極めて不穏な状況の中で、オリンピックは挙行されます。ワクチンの接種も進んでいますが、国民の不安、疑念を払拭するには至っていません。オリンピック/パラリンピックの終了後の感染者数次第では、再度の緊急事態宣言など、社会はより、厳しい状況に置かれるでしょう。“自分の身は自分で護る”という意識を、常に持ちたいものです。

小暑を迎える7月7日、月運が一白水星から九紫火星に移ります.
九紫は陽気さと共に、“物事をはっきりさせる”という意味があります。
また高貴さを表すので、他者への思いやりに欠けるという点もあります。
象意としては“破壊、分裂、対立、戦争、解雇、憎悪、離婚”といった特徴があります。
また“再会、二度目”といった、“復活”の面も強調されます。
“火”の星ですので、今月は小競り合い、口論からくる喧嘩、暴行や傷害などに要注意です。また“解雇”の象意があるように、今月は企業の倒産や事業の不振で雇い止めに遭っったり、職を失う方が増えるかもしれません。
また、自然災害の面では“火事”には十分に注意したいところです。
7月の月運の干支は“乙未”。夏の終わりに生い茂る蔓草のイメージです。
“乙”は優しさ、“未”は柔順さを表す字なので、今月は敵をつくらず、他人から可愛がられる暗示があります。
二十八宿は“亢宿”。
率先してリーダーシップを発揮し、バランスを取りながら目の前の課題を乗り越えてゆく時です。歯を食いしばって、困難を克服する逞しさに溢れそうです。ただ、信頼する仲間や同僚の助言には耳を傾けましょう。
なお、方位は南が大凶となりますので、この方角への旅行等は控えましょう。

 

ルノルマン&タロットによる個人面/社会面の月間リーディング — “鍵”“指輪”、そして“ソードの3(正)”“ワンドの7(逆)”のカードが暗示する2021年7月の暗示は

7月の月間リーディングを、個人の生活面はルノルマンカード3枚引きで、社会情勢はタロットカードを使用し、スリーカードスプレッドで占いました。
ルノルマンリーディングで出たのは、『鍵』『星』『指輪』のカード。
『鍵』は“問題解決、解決のヒント、幸運のきっかけ”を、
『星』は“願望、導き、人気”を、
『指輪』は“約束、婚約、パートナーシップ”を表します。
今月の個人面は、先月に続いての流れになりますが、運命的な絆で結ばれたご縁の強い存在や、今後ライフワークとして取り組む事業に関わる重要な人間関係との出逢い、必要な導きが齎される時と出ています。改めて後述しますが、西洋占星術の観点で言えば、今月の28日まで、獅子座で金星と火星が同室しています。ことしの夏は、燃え上がるような恋愛の季節です。人気運も上がってくる気配ですので、異性にモテ、ひとりの人に絞り込めない状況の方もいらっしゃるでしょう。これまで、久しく恋愛のチャンスに恵まれなかった方も、ようやく、愛の喜びを噛みしめる場面がやってきそうです。

7月

社会情勢を占ったタロットカードで出たのは『ソードの3(正位置)』『ワンドの7(逆位置)』『恋人(逆位置)』。アドヴァイスカードは『世界(逆位置)』。
“ソードの3(正位置)”は、挫折、避けることのできない悲しみ、別れ、攻撃を受けている状態を意味します。“ワンドの7(逆位置)”は、不利な状況、努力が無駄になる、信念を捨てる、といった象意を、“恋人(逆位置)”は、人と人の間の信頼感が失われる、別離、転職の失敗、バラバラな状態を表します。そしてアドヴァイスカードの“世界(逆位置)”はスランプ、予定の遅延、結果は出るが、不満が残る状態を表します。

7月

総合すると、この7月は、先月に続きコロナ禍による経済不安が深刻化し、社会が不穏な空気に包まれる状況が生まれるでしょう。企業の倒産や事業の不振でリストラ、雇い止めが続出しそうです。対立や憎悪に起因する犯罪も増え、先月発生したネットカフェでの立てこもりのような、生活破綻者による症状や傷害の発生も懸念されます。オリンピックは開催にこぎ着けますが、無観客での試合や感染爆発への不安もあり、国民的熱狂とは程遠い状況となりそうです。この7月から8月にかけては、コロナの感染拡大に加え商店の廃業や失業者、生活困窮者の自殺が激増し、地獄絵図となる可能性があります。今夏はまさにサバイバルと肝に銘じて、自分で可能な限りの対策をしておきましょう。

 

金星と火星が獅子座で愛のダンスに酔うこの季節に — 真夏の果実は、ゆったりと備えている忍耐強い人だけが味わえる

西洋占星術の観点で言えば、先月の21日から今月の28日まで、木星が魚座で逆行しています。10月まで水瓶座で逆行中の土星と相まって、前段落のタロットリーディングでの触れたように、失業者や自殺者の増加で、社会は厳しい状況に置かれそうです。人々は救いを求め、新興宗教やスピリチュアルに傾倒する流れも強まるでしょう。また、先月も触れましたが、木星と土星が共に逆行する時は、政界の汚職や芸能界の不祥事なども露見する時です。先月は財務省の『赤木ファイル』が公開されましたが、秋の総選挙までに更に大きなスキャンダルが出て、自民党内は大混乱に陥るかもしれません。芸能界では最近、俳優の岡田健史さんが所属事務所からの独立を求めて裁判を起こしたり、女優の深田恭子さんや人気アイドルグループ『日向坂46』の佐々木美玲さん、小坂菜緒さんが体調不良を理由に立て続けに一時休業を発表しましたが、業界の浄化の流れと共に、この動きは今後も波及してゆくでしょう。10日10時17分には、蟹座で新月。ネットを通して在宅で取り組んできた仕事や、情熱を傾けてきたことが、評価される流れが出てきます。22日には、太陽が獅子座入り。そして、24日11時37分の水瓶座での満月(バックムーン)の頃には、生まれた家族を中心としたこれまでのコミュニティを卒業し、文字通りこれからのあなたの人生をサポートしてくれる、ソウルファミリーとの本格的な共同事業、友情の深化が進む流れに入るでしょう。7月21日までは、金星と火星が獅子座で同室しています。異性間の熱い友情が、一気に燃え上がるような恋へと変わる方もいらっしゃるでしょう。ここ数年、本気の恋愛に恵まれなかった方は、久しぶりにハートが満たされる、忘れられない夏となりそうです。

再び、夏が巡ってきました。

今年の夏も、私が10代の頃に感銘を受けた、ドイツの詩人・リルケの『若き詩人への手紙』の一節を再び、引きましょう。

「木というものは、自若として春の嵐の中に立ち、
夏はこれに続いて来ないかもしれぬというような心配はしません。
夏は必ず来ます。
しかし、夏は、あたかも目の前には永遠があるとでもいうように、
なんの懸念もなく静かにゆったりと備えている、
忍耐強い人々のところにだけ来るのです」

今月は、オリンピックを境に、再度のコロナ感染爆発が懸念されるなど、社会は極めて厳しい状況におかれる情勢です。

しかしその一方で、運命の強い絆で結ばれた存在と出逢い、或いはお互いの気持ちを確かめ合って一緒に道を歩む、忘れられない恋愛の成就の場面に恵まれる可能性も高いと言えるでしょう。

静かにゆったりと備えながら人生の試練に耐えたあなたが、燃え上がるような愛につつまれ、人生の果実を味わえる7月となりますよう、祈念しております。

 

(了)

 

姓名学者・八田運命総合鑑定所主宰/八田靖彦

 

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