令和2年8月メッセージ — 獅子が導く夏への扉が、忍耐強く生き抜いたあなたの未来を温かく照射する

扉

社会情勢を占ったタロットカードで出たのは『5番法王(逆位置)』『塔(正位置)』『ペンタクルスのクイーン(逆位置)』。アドヴァイスカードは『ソードの6(正位置)』。

先月は皆が緊張を強いられ、世界的にも様々な対立、紛争が目立った一ヶ月となりましたが、8月は、今コロナウイルスが再び勢いを増し、国内外ともに不穏な空気に覆われる暗示が出ています。法王の逆位置は情報伝達が上手くいかず、商品が売れないという意味があるので、経済の回復は期待できず、スタートしたばかりの“Go To キャンペーン”も、不発に終わる気配です。失業者の増加も懸念されます。“塔”は予期せぬトラブル、ハプニング、衝撃的な出来事などを表します。今月は、特に自然災害に注意を要したいところです。世界第2位の大国である中国では、未曾有の豪雨で長江の水位が過去最高となり、三峡ダムは決壊が危惧されるレベルに来ています。4300万人にも上る、被災者の今後が心配です。また、バッタによる蝗害(こうがい)の影響も懸念されます。秋以降は、小麦をはじめとする食糧危機にも注意が必要です。蝗害はもともと「黄害」、即ち黄河の氾濫による被害と同じくらいの脅威、というのが語源です。黄河の氾濫は中国に於いて、王朝の交代の前兆となりました。中華人民共和国が建国されて70年の時が過ぎましたが、この自然災害が、現在の中国の政体を大きく変える、前触れとなるかもしれません。上記の出来事が、日本にも今後、大きな影響を与えてくるでしょう。

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ライオンズゲートの扉を開けた先に広がる世界……忍耐強い人々のところに、必ず“真実の夏”は来る

西洋占星術の観点で言えば、8月に入った時点で土星、木星、冥王星、海王星の4惑星が逆行しています。コロナ禍による社会の停滞感は続き、不正の発覚や社会的制裁の流れは止まりません。“手放す”“見切りをつける”の暗示もありますので、これを機に今までの仕事を廃業し、別の職種に就いたり、東京を離れ地方に移る人も増えるでしょう。土星は“伝統の重視”がテーマなので、今月はお墓参りを念入りにすると運気も上がるでしょう。

愛と美の象徴である金星は、8/8に蟹座に入ります。心の安定を求めて、家庭や母性を求める心が強まるでしょう。牡羊座に帰還した火星はエネルギッシュを象徴する星ですが、行き過ぎると対立や紛争に繋がります。先月は、人気若手俳優の自裁が世間に衝撃を与えましたが、これに係りかつて交際が伝えられた女優に誹謗中傷が殺到するなど、社会の不寛容化が進んでいます。誤ったエネルギーの発露によるネット上の名誉棄損や身体的暴力、虐待は犯罪です。カルマとなって必ず後に解消を余儀なくされるので、絶対に避けましょう。

4日0時59分には、水瓶座で満月を迎えます。年末の“風の時代”への移行を見据え、個人事業の本格化やソウルメイトとの共同事業の具体化など、今後取り組むべきビジネスが加速をつけてゆきそうです。そして8月8日には、ライオンズゲートが開きます。銀河のエネルギーがダイレクトに私たち人間へと届くライオンズゲートのエネルギーは、太陽と地球、霊的な太陽であるシリウスが邂逅することで起こるといわれています。シリウスを司る女神ソティスは、祓い浄めの女神・瀬織津姫と同一視され、マグダラのマリアの化身とも言われます。イエス・キリストとそのスピリット・パートナーであった、マグダラのマリアの無償の愛の物語を、想起せずにはいられません。パラレルワールドの只中で、運命の出逢いを期待しても良いでしょう。また、これまでのライオンズゲート開放日は、ウォーターゲート事件によりニクソン米大統領の辞任(1974.8.8)、湾岸戦争によるイラクのクウェート侵攻(1990.8.8)、天皇陛下(現・上皇陛下)による退位表明(2016.8.8)など、世間を震撼させる事象が起こっています。この日の前後になんらかの、社会を揺るがす重大発表があるかもしれません。この時期は魂のアップデートに伴い、下痢や発熱などの体調不良が出てきやすいときです。十分に水分補給をして、休養を取りましょう。ライオンズゲートを経て、19日11時41分には、獅子座での新月。twitterやInstagramなど、SNSを活用して自分が培ってきた能力、特技をアピールし、個人事業、或いは仲間との共同事業の積極展開に向かってゆく時です。その仲間内、新たに開拓した顧客先などの異性から、恋愛や結婚に発展することもあるでしょう。世間全般は暗い空気が覆いますが、新たな収入源、ビジネス展開を見つけた人にとっては、自己を純粋に表現してゆく、楽しい季節となりそうです。

今月は、かつてこの連載でも引いた、ドイツの詩人・リルケ(1875~1926)の『若き詩人への手紙』の一節を改めて紹介しましょう。

 

木というものは、自若として春の嵐の中に立ち、

夏はこれに続いて来ないかもしれぬというような心配はしません。

夏は必ず来ます。

しかし、夏は、あたかも目の前には永遠があるとでもいうように、

なんの懸念もなく静かにゆったりと備えている、

忍耐強い人々のところにだけ来るのです”

 

忍耐強く生き抜かれた読者の皆様に、忘れられない素敵な夏が訪れますよう、祈念しております。

 

(了)

 

姓名学者・八田運命総合鑑定所主宰/八田靖彦

 

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