皆さんこんにちは! タロット占い心理学研究家の濱口善幸です。
今日のお話は最近よく職場での人間関係に悩む人が僕の占いに来ることが多いので今回のお話のテーマにさせて頂きます。
新しい職場や部署などで新しい人たちと関わることも多いこの時期、関わる人たちによってストレスを感じることもあると思います。
そもそも何故関わる人たちによってストレスを感じたり、逆にストレスが発散されたりするのか?
その答えを説明していきます。
初めて会う人はあなたのことを知りません。
そしてあなたもその人のことを知りません。
仲良くできない人かもしれないし、仲良くできる人かもしれない。
そして、相手は敵かもしれないし、味方かもしれない。
そう感じてしまったり、考えてしまうと不安になり、最後には相手にどう思われているのか?
そこを気にしだすとコミュニケーションでのストレスがとても高い状態になってしまいます。
このストレスの解決方法でよくあるパターンが「考えすぎないこと」です。
僕はこの解決法は理解できますが、納得できません……。
なぜ納得できないのかと言いますと
考えてしまう人に考えるなというアドバイスはとても難しい問題だからです。
そして、もし考えないようにできた! としても、それは考えることを放棄してしまうやり方が殆どで、人が話してる内容を無視してしまう結果に繋がることもあります。
ではどうすれば良いのか?
話すのが苦手な人、コミュニケーションが苦手な人を対象に調査をし統計をとっていた際に気づいた共通点に問題がありました。
その共通点は
話すのが苦手な人=相槌が下手くそ
なのです。
酷い人によっては首をかしげて話を聞いてしまってる人も居ました。
それでは話してる人からすると、あれ? 何か言ってること間違ってるかな? と不安を煽る話の聞き方になってしまいます。
ここで、皆さんにも是非この相槌がおかしいとどれだけの違和感を感じるか? 実験をしてもらいたいのでやり方を説明します。
友人や家族、恋人でも良いので後からどうだったかの話ができる人に試してみてください。
くれぐれも初めての人にしないで下さいね! 本当に嫌がられたり、嫌われたりすることがありますので。
まず、相手に「今から相槌をしないで会話をしますが気にせず話しかけてみて下さい」と伝えて相手に話をさせてあなたは聞き役になって下さい。
もし、そのお相手が、何を話したら良いのかわからないというのであれば今日の天気の話や、昨日食べたご飯の話でも良いで話してもらいましょう。
相手が話し出したら、いつものようにタイミングよく相槌を打とうとしてしまいますが、ぐっと我慢して一切首を動かさずに聞いてみて下さい。
そうすると相手は違和感、そして何か否定されてるような気持ちになると思います。
次に同じように相手にも「相槌しないで私の話を聞いてみて下さい」と伝えて話し出してみて下さい。
あなたも同じように、違和感を感じることができたと思います。
これで相槌を打つ大切さを感じてもらったと思いますので是非トレーニングしてみて下さい。
相槌のコツは、「へー!」とか「ほー!」とか同じ言葉の連射であっても何の反応も無いよりは格段に良いのでそこは気にしないでおいて下さい。
相槌を打つ時にもっとも良い効果が出るのが、口角を上げることです。
ただし、相手が落ち込んでる話や思い悩みの時の相談には口角上げるより、眉毛をハの字にして少し悲しそうな顔で相槌を打つとより良いコミュニケーションに期待が持てるはずです。
今回のお話も僕が実際に体験して学んだ答えになります。
最後に皆さんにお伝えしたいことがあります。
実際に実験をされた方、不思議なことが起きませんでしたか?
その相手と少し仲良くなれてるように感じてくれた人も居てると思います。
なぜそんなことが起きたのか? それはお互いに共感しあったからです。
共感は人と仲良くなるために必要な要素の一つです。
共感できない相手とは○○しない! と決めている人も多く居てます。
共感は何も映画をみなくても、何かを食べなくても、この様に会話一つでもできてしまうので是非仲良くなりたい相手とこの実験をして相槌を打つ打たないの違和感を感じてみて下さいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのコミュニケーションがより良くなりますように。
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(Top/photo by hamaguchi yoshiyuki)