【幸せな人達の特徴】
私たちの人生の目的は「光に還るまで幸せでいること」です。
正しくあることでも、良くあることでもなく、幸せであること。
本来、幸せというのは外側の状態(お金があるとか、素敵なパートナーがいるとか)によらず、心の状態のことですので、どんな状況でも、何が起きても、どうあっても幸せと感じることができる人を悟った人というのかもしれません。
それは自分の気持ちに蓋をして、これも最善とか言って、
幸せなふりをするのとも違います。
何を幸せと感じるかは人それぞれで、ここに魂の個性があるわけですが、
幸せな人にはある共通点があります。
それは、幸せに生きている人たちは皆、自分のことが好きである、ということ。
人間ですから、欠点(と思うところ)も、苦手なこともできないこともあるでしょうが
それでも自分のことが好き、と思えるのが幸せな人の特徴であるように思います。
これって、宇宙(神様)と同じ視点なのですよね。
よく無条件の愛、と言われますが、宇宙(神様)は私たちを無条件で愛してくれています。<何かが出来るから>とか<役に立つから>とか<いい子だから>とか関係ありません。
何も出来なくても、どんなにダメ(と私たちが思っても)でも、それでも
私たちを愛してくれているのが宇宙です。
この視点を獲得できれば、私たちは宇宙そのものになった、と言ってもいいかもしれません。私たちはここに向かって努力しているのかもしれませんね。
もともと私たちは自分の事が大好きでした。
だから、自分を成長させるために、あるいはそれをしながら、世界に貢献するために地球に生まれてきたいと思ったし、自分の事が大好きだから、自分を幸せにするシナリオを描いてきたし、自分を信頼しているからチャレンジすることにしたし、自分のことが大好きだから、未解決になっていることを解決したい、と思ったのです。
生まれてくる前のあなたのことをちょっと想像してみて下さい。
目をキラキラさせて、ワクワクしながら、次の人生のプランを練っている姿が想像できませんか?
<自分のことを好きになる>というのは、決して自分を甘やかすことでも、わがままなことでも、自己中心的なことでもなくて、魂の状態に戻るということなのです。
そこには愛しかありません。
だからあなたはあなた自身のことを愛しているというのが、本来は自然な状態なのです。
【自分をダメだと思ってしまうと……】
でもこの地球に生まれて様々なチャレンジを繰り返す中で、うまくいかない(と感じること)があったり、あるいは誰かに何かを言われたことを信じたりして、いつの間にか<自分のことが好きじゃない、嫌い、信頼できない>となっていくことも多いのではないかなと思います。
そうして分離が始まっていきます。
自分を嫌ったりさげすんだり、自分をダメだと思うことは、その部分を受け入れない、つまり分離することになって、波動が下がります。
もちろん向上心を持つことは大切ですが、「ダメな自分をなんとかしなくっちゃ」という向上心と「大好きな自分をもっと成長させたい」というのとでは、全く違いますよね。
私たちはダメな自分を何とかするために生まれてくるのではなく、自分の才能で自分を幸せにしながら、世界に貢献するために生まれてくるのです。
人は完璧にはなれませんから、ダメダメダメ……と言っていると、それで人生が終わってしまって、一番大切な<自分の才能で自分を幸せにし、世界に貢献する>ということができなくなってしまいます。
また自分を愛していないと本来の自分で生きることができません。
いつも自分を否定したり、他の誰かや何かになりたがったまま、生きていくことになってしまいます。あなたはあなた自身であることを選んだのに、それでは本末転倒になってしまいますよね。
自分の波動を上げるという意味でも、ダメ(と思うところ)を分離し、押しのけようとするのではなく、それも含めてまるごと自分を好きになるということが近道です。
闇を光で包むイメージですね。
自分ができないことは他に誰か出来る人がいる。
自分ができないことで、他の誰かに存在意義を与えることができる。
これは何よりも素敵なプレゼントだと思いませんか?