桜の女神が教えてくれた5つのこと〜桜は日本人の神性を表わす花であり、女神の花

関東地方ではもう葉桜になってしまいましたが
桜が咲く時ってとっても嬉しく温かい気持ちになりますよね。

桜は日本人の神性を表わす花であり、女神の花でもあります。

私は毎年、桜の下で、桜の女神(木花咲久耶姫)とお話しするのが大好きなのですが
今年も大事なことを教えて頂きましたので、みなさんとシェアしたいと思います。

 

【桜の女神が教えてくれた5つのこと】

1. 自分の刻を刻みなさい
咲き始めの桜と目が合って、その木の下に行きましたら、
女神の声がしました。咲久耶姫はこんなことをお伝えくださいました。

「焦らず、慌てず、自分の刻を刻んでください。
花は咲くべき時に咲きます。
目には見えませんが、その後ろには、
いのちが刻んできた時間があるのです。
桜が冬の間にもいのちを蓄え膨らませるように
あなたもあなた自身に
あなた自身のいのちが必要とするものを内に蓄えること、
その時間を持つことを許し、
目には見えなくても、いのちの内側で刻々と時が刻まれていることを信頼し
美しい花を咲かせてください。
何にでもふさわしい時があるのです。」

花が咲くために必要な積算温度や栄養。それらが足りなければ咲くことはない。
きっと人も同じなのでしょうね。

2. そこにいるということはそこで咲けるということです。
ふと聞いてみました.今年は寒かったし、
「例えば寒すぎて今年は咲けないとかいうことはないのでしょうか?」
こんな答えが返ってきました。
「それはないですね。
そこにいるということはそこで咲けるということです。
咲けないところにはいない。
だから例えば極寒のロシアには桜の木がありません。
そういった環境にはそういった環境に適した植物がそこに住むものです。
だからそこにいるということはそこで咲けるということ。
もしかしたら時間がかかることがあるかもしれないけれど。
それはあなたがたも同じではないでしょうか。」

もしあなたが咲けないと感じるならば、場所を変えてみるというのは
ひとつの方法なのかもしれませんね。

3. 昼も夜も見なければ
もう一つ盛りの桜の下で。
この時は夜で、私の家の周りは静かなので、夜はつまらないかな~
と思って桜に聞いてみたのですよね。
そうしたら、咲久耶姫が
「昼も夜も見なければ、世界を見たことにはなりません。
あなた方は昼、あるいは光ばかりを見たがりますが
それは世界の半分です。
昼も夜も、光も闇も、全てが魂の栄養。
その全てが尊い経験なのです。
昼が(あるいは光が)良く、夜(あるいは闇)が悪いということはなく
全てを体験し、それを統合した結果、美しい花が咲くのですよ。
せっかくこの世に生まれてきたならば、
世界の全てを見て、体験して、そして感動してください。
それがあなたの魂を美しく花開かせるのです」
と仰っていました。

4. 咲くために生きているわけではない。

名残の桜の下で。ふと思ったのです。
花が咲いているのは一年のうち、たったの一週間ほど。
それってどうなんだろう?

桜が答えてくれました。

「私たちは咲くために生きているわけではないのです。
だから散ることを惜しみもしませんし、
「一年頑張ってきたのに、たった一週間か……」とがっかりすることもありません。
花が咲く、というのは、私たちのいのちの営みのごく一部であり、
全てではないのです。
咲くときも散るときも、夏の暑い日も冬の寒い日も、雨や風とのダンスも
全てがいのちの営みであり、全てが尊く愛おしい時間です。
そして時期が来て、私たちが天地から受け取ってきた愛を
「花開く」という形で表現している。それをあなた方が受け取ってくださる。
それは私たちにとっても嬉しいことです」

そうだね、そうだね。
根を張る時間も幹に栄養を蓄える時間も、天に向かって枝を伸ばす時間も
全てがあって、花が咲く。花だけが素敵なわけじゃない。
もしかしたら私たちは「花開く(夢が叶う・思ったようになるなど)」
ということだけにフォーカスしすぎているのかもしれませんね。

5,愛
桜は愛の花。
誰かが見ていても見ていなくても、いつも世界に愛と喜びを放ってくれています。
桜の下に立って、桜のオーラを呼吸すると私の中に愛が満ちる。
桜を通して送られる宇宙の無条件の愛。

決して主張しすぎることなく(桜が真っ赤だったら、とか想像すると面白い)
優雅にたおやかに静かに愛を放つ。
私たちの奥深くに眠る神性を目覚めさせてくれる。

 

春の桜に出会うたび、私もそうありたいと思うのです。

スピリチュアルガイド美月結でした。

美月結公式HP:Goldendrops~ひかりのしずく
https://goldendrops.jimdo.com/

 

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