第87回★英国生まれのオートケーキ
日本ではあまり聞き慣れないオートケーキ(Oatcake)。
けれど英国ではその歴史は長く、西暦43年まで遡るのだとか。
長きにわたり多くの英国人に親しまれてきたオートケーキ。
なかでもスコットランド生まれのブランド「ネアンズ(Nairn’s)」では、素材にこだわった自然本来の美味しさが楽しめるバラエティ豊かなオートケーキが揃います。
今回試した「ネアンズ・ラフ・オートケーキ (Nairn’s Rough Oatcakes)」は、全粒オーツ麦を中心に、ひまわり油、海塩、重曹などのシンプルな素材で作られており、人工着色料や防腐剤は不使用。豊富な食物繊維、ビタミンやミネラルなどを含んでいます。
1896年にジョンとサラ・ネアンによって創業された「ネアンズ」のオートケーキは数々の賞も受賞しています。
そしてもうひとつ、スーパーなどでオートケーキが並ぶ棚のそばに並べられているのがたクランチー・ブレッド。
なかでも全粒ライ麦がたっぷり詰まった「ライビータ(RYVITA)」のクランチー・ライブレッドは、サクサクの食感と素朴な味わいが口いっぱいに広がります。
1925年にバーミンガムで創業され、名誉ある英国王室御用達の称号も賜っています。
朝から夜まで、さまざまな食卓を彩り続ける自然素材のオートケーキやクリスプ・ブレッド。
チーズなどのトッピングはもちろん、スープやサラダなどのお供にもぴったり。是非お試しあれ♪
ネアンズ・ラフ・オートケーキ のパッケージには、植物性由来の原料でつくられたプラントベース(Plant based)の文字も描かれています。
スーパーでよく見かけるFroのクリスプ・ブレッド。「オート&サンフラワーシード・クリスプ・ブレッド(Fro Oat & Sunflower Seed Crisp Bread)」。ザクザクした食感と自然の美味しさが詰まった香ばしさが口に広がります。
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