木内麗子のイギリス HAPPY☆探し 第76回★イギリス・ソルトの世界

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第76回★イギリス・ソルトの世界

古来より世界で親しまれている「塩」。
四方を海に囲まれた日本では、縄文時代の終わりから弥生時代にかけて塩が使われるようになったのだとか。

邪気を祓い清める力があると考えられ、相撲の際には土俵に「塩まき」をしたり、玄関先に塩を三角錐型に盛る「盛り塩」など、日常生活に塩が深く浸透しています。

 

今回はそんな「塩」アイテムを、日本と同様に
周囲を海に囲まれたイギリスでチェックしてみたいと思います。

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まずはイングランド西部ウスターシャー州ドロイトウィッチの塩「ドロイトウィッチ・ソルト」。
ドロイトウィッチの土地は温泉街として知られた場所で、天然ドロイトウィッチ塩水は海水の10倍の塩分が含まれているのだとか。

そんなドロイトウィッチで作られた塩「ドロイトウィッチ・ソルト」のなかで、スモークチーズやサーモンなどの燻製にも用いられるビーチで燻した「ビーチ・スモークド・ソルト」を試してみました。

キリっとした塩の旨味が口に広がり、食材の美味しさがグッと引き立つ味わいです。
他にも英国王室御用達にも認定されている塩といえば、「マルドン・シー・ソルト(Maldon sea salt )」。
イングランド東部エセックスで伝統的製塩法によって丹念に作られるマルドン・シー・ソルトは、そのクオリティの高さから塩の芸術品とも呼ばれています。

他にもバスタイムを彩る塩「Westlab」の「デッド・シー・ソルト(Dead sea salt)」もチェック。
マグネシウムやカルシウムといった天然ミネラルが一般の海水の約30倍含まれているとも言われる死海の塩を使用したバスソルトは、37〜39度ほどのお風呂に入れて日常使いできるバスソルトです。

早速試したら、塩の保温効果で入浴中の発汗作用が高まり、心地よい汗がかなり出て気持ちも体もスッキリ!

そしてもう一つ死海の塩を使ったデンタルグッズも発見。
その名も「デッド・シー・スパ・マジック(Dead Sea Spa Magik)」。
口臭予防や白い歯のため、ブラッシングやマウスウォッシュにも使える万能アイテムです。

古来より人々に欠かせなかった塩。
知れば知るほど奥深い塩の世界。
あなたもいつもと違う塩で日常を彩ってみませんか?

 

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「Westlab」ブランドには、エプソム・ソルトで作られたバスソルト「Westlab Recover」や、マグネシウムを豊富に含むエプソムとヒマラヤ・ソルトで作られた「Westlab Mindful」も揃っていました。

 

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死海の塩を使ったボディケア・アイテムは、バスソルト以外にも洗顔料などバラエティ豊かに揃っていました。

 

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