第115回★英国のパブで美食三昧♪
イギリスで英国伝統料理とビールを気軽に楽しめる場所といえばパブ(Pub)。パブは日本で言うところの居酒屋のような場所として愛されていますが、語源はパブリック・ハウス(Public house)。直訳すれば「公共の家」の意味通り、ランチやディナーなど家族で楽しめるファミリー向けのパブが多く、さまざまな年代の人々に親しまれています。今回はそんなパブで味わえる英国ならではの料理をチェックしてみたいと思います。まずは「フィッシュ&チップス(Fish & chips)」。大きなタラに衣をつけてカリッ&サクサクに揚げ、タルタルソースやモルトビネガーをたっぷりかけていただきます。隣に並ぶチップスはフライドポテトのことで、イギリス人はこちらにもモルトビネガーを振りかける人が多いです。ちなみにイギリスではフライドポテトはチップス(Chips)、ポテトチップスはクリスプ(Crisp)と呼びます。ちょっとややこしいイギリス英語ですね(笑)。
パブではパイ料理も人気。
中でも牛肉などを煮込んでパイで焼き上げた「ステーキ&キドニー・パイ(Steak & kidney pie)」は、英国の伝統料理として親しまれています。他にもランチにぴったりなサンドイッチ、スープ、ハンバーガー、キッシュ、ボリューム満点のロースト料理、イングリッシュ・ブレック・ファーストなどバラエティ豊かなメニューが揃っています。パブは朝食やランチ、ディナーなど好きなタイミングで利用できるのも人気の秘密。イギリス人のお腹をハッピーに満たすパブ、機会があればぜひお試しあれ♪
食後のデザートが味わえるのも嬉しいポイント。チョコレート・ブラウニーやタルト、トフィーソースがかかったスティッキー・トフィー・プディング(Sticky toffee pudding)など、思わず夢見心地なれる美味しいデザートたちが揃います。