2022年8月25日から10月 8日までの約一か月半の間、西洋占星術における木星以遠の惑星……すなわち、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の5つの惑星が、すべて逆行になります！

2001年以降の星回りをチェックすると、この現象は、2001年から2019年までの間は生じていません。そのことから、滅多に起こる現象ではないことが分かります。

しかし……2020年から来年2023年の4年間に限っては、毎年生じます。そしてその後は、2050年までは起こらないようです。

すなわち、ここ数年間だけに集中している現象なのです！

昨年の2021年は、8月20日から10月11日までの約一か月半の間に、この5惑星が逆行していました。そうです、今からちょうど1年前のことです。

そして2年前の2020年は、8月16日から9月13日までの約一か月間、この現象が起きていました。

未来を探ってみると、来年2023年9月5日から10月11日の約一か月強の間に、この現象が生じます。4年連続で、夏の終わり、もしくは初秋から秋にかけて生じていることが分かります。

5惑星が逆行していた期間を振り返って確認を

過去を、少し振り返ってみましょう。2年前の2020年8月16日から9月13日までの間と、昨年の8月20日から10月11日までの間、あなた自身はどのような状況に置かれていたでしょうか？

既にコロナ禍でしたから、自由の少ない毎日にストレスを感じ、しんどい思いをしていた人が多かったのでは……と思います。

この2022年も、コロナ禍はまだ続いています。そのことも含めて、今年の8月25日から10月8日までの約一か月半の間は、その過去の期間の同じような状況になる可能性が高い、と考えておくといいでしょう。

その期間、あまり良くない状況に置かれていた人は、同じことを繰り返さないようにしたいもの。今から気を引き締めて、予防策を練っておくといいですね。

5惑星が逆行になるとどうなるか

惑星が逆行する期間というのは、その惑星が持つ性質がマイナスの方向に出やすい……と考えられます。

例えば木星が逆行すると、手を広げすぎて混沌とした状況に陥ったり、怠惰になって物事の動きが緩慢になったりする、というように考えられます。

木星以遠の惑星は、どれも強力なパワーを持っています。その重圧感を持つ惑星たちが、そろって同時に逆に動くということ。

個人の意志や行動では抗えないほどの、強力な動きに翻弄されやすくなる……と思われます。何とかしようとジタバタしても、巨大な動きを食い止められずに、どうにもならない場面も増えるのではないでしょうか。

5惑星逆行期間はどう過ごせばいいか

そうしたことを踏まえて、この5惑星逆行の期間についての注意点を、いくつかピックアップします。

●できるだけ新しいことに着手しない

小さなことなら構いませんが、例えば家を建てたり改築したり、店をオープンしたりというような、人生における重要な新しい動きは、できるだけ避けた方がいいでしょう。

●小さなミスに気をつける

仕事の書類上などの小さな間違いが、大問題に発展する……という可能性があります。ですからたくさんのことをこなそうとするより、ひとつひとつのことを丁寧かつ慎重にこなし、できるだけミスをしないように気をつけましょう。

●ネガティブな感情を表に出さないように気をつける

誰かに文句や批判を伝えるなど、少しでもネガティブな感情を出すことが、大きなトラブルに発展する可能性があります。ですから何か文句をつけたくなっても、この期間だけはグッと抑えて。物事の良い面に、目を向けることが大切です。

●ゆったり過ごす時間を大切にする

休日やアフター5に予定をパンパンに詰めるのは避け、リラックスして素の自分に戻れる時間を増やしましょう。肩の力を抜いて緊張感を減らすことで、悪い影響を最小限に抑えることができます。

いかがでしたか？

滅多に訪れない、木星以遠のすべての惑星の逆行の期間。できるだけ慎重に過ごし、穏やかな日々を満喫してくださいね。

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