大人のいじめあるある! 職場でのつらい時期の対処法4。

大人になっても、人間同士ですから、いじめは起きます。 特に集団に属していると、どうしても内部分裂が起き、衝突も生じやすくなってしまいます。それでも仕事をしなければいけないから、ややこしい! 今すぐ逃げたいけど、簡単に離れるわけにもいきません。今回は、大人になっていじめに遭ったときの対処法をご紹介いたします。

■すぐには上司に相談しない

学生時代、いじめを経験すると分かることですが、いじめが発生して、すぐに先生にかけ合っても状況が悪化する場合があります。

大人になっても同じことが言えて、上司に相談すると、よからぬ方向へと事態が急転する可能性があるのです。
その上司が判断を間違えると大騒ぎになることも。
物事を悪い事態に自分で転がすことになっては大変! です。

最初のうちは、上司には相談せず、状況が落ち着かないか、様子をみましょう。
もちろん、自分自身が正すべきところがないかは見直しつつ。
ただし、あきらかに仕事に影響が出始めて、いじめがヒートアップしているなら、最終的には相談をし、改善をしてもらう必要があります。
基本的にはすぐには相談せず、様子見が一番!

 

■愚痴を言いふらさない

どんないじめかにもよりますが、相手に悪口を言いふらされている場合、放っておくのが一番です。
それでも、周りが大人なら、きちんとあなたともコミュニケーションをとり、一緒に仕事をしてくれるでしょう。

もし、全員がいじめをしている側についているなら、どんなに名の知れた企業であっても、風通しがいい職場とはいえません。

そして、なにより大切なのは、いじめをしている側に対抗して、愚痴を言いふらさないこと。
たとえ、信頼できる相手であっても、どこでどんな風に情報を追加され、本人の耳に届くか分からないのです。

どうしても、愚痴を言いたいときは、学生時代の友人のように、外部の人に相談を。

 

■SNSは見ない

ただでさえ、いじめに近い状況になっているのに、SNSまで見るのは危険です!
職場ではどうにか、大人な対応を心がけ、やるべき役割を果たし、一歩でも外に出たら、会社員という看板は外すこと。
もちろん、相手のSNSをいちいちチェックする必要もなく、何らかのコメントをされても、返さなければいいのです。

家に帰ったら、翌日に備えて、リラックス時間を最優先させましょう。
SNSを見ても、疲れるだけ! その間にリフレッシュして優雅な時間を過ごしましょう。
ぬるめのお風呂にお気に入りのアロマを入れて30分。
他人から貰った余計なものは洗い流し十分な睡眠で英気を養うようにしてみてください。

 

■真剣に向き合わない

いじめに遭っても、真剣に向き合う人がいますが、あまりにも力みすぎると、心がすり減ってしまいます。
そもそも、大人になってもいじめをするくらいですから、相手は精神的に、かなり幼いのでしょう。

だからこそ、ペースを合わせすぎると、疲れてしまいます。
基本的には放っておくのが一番。
言わせたい人には言わせておいて、自分は仕事を通して結果を出しておけば関係ありません。
きっと、そのうち本人が「空気が読めない」と嫌われていくはずです。

「柳に風」くらいの気持ちでいるのが一番相手に効きます!
いかがでしたか?

大人になって、いじめに遭うのも、かなりつらいこと。
どうしてもつらければ、心の元気を失う前に環境を変えるのも一つの方法です。
そう、“とんずら”です。ダメだ‼︎ と思ったら踵を返して方向転換するのもまた大事なこと。

それは決して「逃げ」ではなく前進するために必要なこと。
あまり自分を追い込みすぎず、現状から抜け出せるように、対策を考えてみましょう。

 

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