他人の目が怖い⁉︎
日本人は欧米人に比べて他人の目を気にしがちと言われますが、皆様はいかがですか?
自分の道を歩んでいるつもりでも、批判されたり失敗したりしたらめげてしまいますよね。
そんなときの対処法を米国のスピリチュアルライター、Aletheia Lunaさんが教えてくれます。
ご自身の思考回路を振り返りつつ、自分自身の心のうちにも目を向けてみてください。
Aletheiaさんは「人は誰しも他人を支配したいと思っている。自分は世界の中心。そう考えてしまうことは致し方ない」と言いたいのではないでしょうか。
「ただ、その意識には気づいて。気づくことが自分を変える第一歩だから。そして、その支配欲を愛に置き換えてみて」と。
ドキッとする言葉もありますが、わかりやすいアドバイスばかりなので少しずつ実践してみてくださいね。
毎日イキイキと自分らしく生きる人が一人でも増えますように!
生物学的観点から言えば、周りの人が何を考えているかに気を配ることは、私たちの成長や進化、種としての存続につながります。
ほかの人の考え方や感じ方に心を開くことで、自分自身についても学ぶことができます。
それを認めたうえで、
ほかの人があなたのことをどう思っているかを気にすることと、周りの人にあなたの人生を支配されることとは違う
とはっきり言いたいと思います。
ほかの人の意見や信念にあなたの人生を支配されるようになると、わなにはまったような気分になります。周りの人の期待に沿わなければというプレッシャーを感じ、不安になります。自己を否定し、他人の言いなりになる結果、心が満たされず、自分にも他人にも恨みを抱くようになります。
でも、そんな風に感じる必要は全くないのです。
周りの人が何を考えているのか気にしつつも、あなたの人生を棒に振らずに済む方法はあるのです。
1) 教訓を探す
例えばあなたの兄弟があなたの夢を馬鹿にします。さあ、ここから何を学べるでしょうか。やみくもに反応する前に、ご自身の感情に目を向けましょう。けなされた気がしますか、怒りを感じますか、恥ずかしいと思いますか。この場合の学びは、「けなされたと感じても構わない。それでも自分は進んでいく」という自分の意志確認かもしれませんし、あるいは「兄弟たちは自分が幸せでないから嫉妬しているのだ」という気づきかもしれません。
もしかしたら、相手はあなたを心から助けたいと思っているかもしれません。例えば就職の面接を受けに行くとき、お母さんに「そんなだらしない恰好をして……」と言われたとします。あなたは怒られたように感じるかもしれませんが、本当はあなたがせっかくの機会を台無しにしないかと心配していただけかもしれないのです。
人はしばしば、周りの人を評価する際に自分の考えを反映させているものです。だから気を付けてください。言われた言葉をそのまま受け取るのではなく、“そこから何を学べるのか”を考えるようにしてください。
2) 人はあなたのことよりも自分のことで精一杯です
人は、あなたが思っているほど、あなたのことを気に掛けていません。気に掛けるというよりは、知りたがっているだけです。これを悲しいことだととらえる人もいるかもしれませんが、私はこれを喜ぶべきことだと思っています。あなたはそれだけ大きな自由を手にしたことになるのですから。
がんばって学位を取得した。でも、誰も褒めてはくれない
もうすぐ婚約する。ワクワクだわ! でも誰も祝ってくれない
大勢の男性(女性)と付き合っている。でも、気に留める人はいない
世の中には、自分以上にあなたのことを気にしている人はめったにいないのです。私たちのエゴは、自分が世界の中心だと考えがちですが、こうした考えは妄想症の始まりです。実際には、私たちは世界の中心ではないのです。