世界的パンデミックの思うこと — コントロールできないことを心配しない

コロナ

私は戦争を知らない世代なので、
過去に経験した限り
こんなにも、世界的規模で危機にさらされた記憶は今まで一度もなかったと思う。

それほど
今回の新型コロナウイルスの蔓延は世界を揺るがす危機的状況のような気がする。

私も毎日、ニュース番組にかじりつき、今日は何人感染者が増えたとか、株価がどうなったか、
とかにドキドキしたり、不安になったりしているが、
でも、
どんなに情報を集めたところで、世界的なパンデミックを、私にはどうすることもできない。

他にも
全国各地で日々増加する感染者数をどうにかすることも、私には無理だし、株価をこれ以上、どうにかすることもできない。
これらは
私のコントロール不能なことなのだ。

 

では、
この状況で、私にコントロールできることは何か?

手洗いやうがいで予防をし、私や家族を感染者の数に入れないことはできる。
自分がクラスターを誘発したり、他の人に移さないためにも、集団感染しそうな場所へ極力でかけないことも。

人はそれぞれコントロールが及ばないことと、コントロールできることがある。

コントロールできないことには極力エネルギーを使わないことが大事で
必要以上に心配しすぎないことだ。

コロナ

 

それからもうひとつの、大きな心配の種は経済について。

世界的な自粛の波や、移動規制などの対策が、日本や世界の経済にどこまで影響を及ぼすかが本当に心配になる。

身近なところでは、知人の飲食店や、結婚式場、ホテルなども軒並みキャンセルの嵐が襲い、
みんな大打撃を受けている。
これが、あとどのくらい続くかによっては、倒産せざるをえない会社もでてくるだろう。
これはなにも私の町に限ったことではない。

オリンピックの頃には、このウイルスの蔓延が終息していることを切に願うが、なにせ日本だけの問題ではないので、それも行先不透明で、今後の世界の状況によっては、オリンピックも予定通りできるだろうかと心配するとともに、世界経済はリーマンショックのような大打撃を受けるというのも杞憂ではないと思っている。

でも、これも
私にはコントロール不可能なことだ。
では、経済にたいして私にコントロールできることは何かといえば
ただ、
淡々といつもどおりの消費活動をつづけることだけ。

コロナ

 

人は不安になると買い占めに走る。

東日本大震災の後、当時住んでいた地域では、スーパーが一夜にして空っぽになった。
生産も流通もすべての機能が停止したうえ、買占めも合わさり、その後1か月近くも、食料がまともに買えなかった。

今回も
SNSのデマによりトイレットペーパーが店頭から消えた、という現象は、今多くの人が、少なからず不安を感じているというサインで、

これが、もう少し事態が深刻になった時に、不安を感じている人々がちょっとした情報に扇動され、買い占めに走るようなことが起こらなければいいなと願っている。

だから今、こういう時こそ
私がコントロールできることは何で、できないことは何か?

自分の行動で変わることはなにで、変えられないことは何か?

という意識を持ち、きちんと区別し
コントロール不可能なことに必要以上に不安がらないという
ひとりひとりの自覚が大切だと思う。
曖昧な情報に流されないためにも。

あの東日本大震災のさなか、私も自衛隊の水の配給に並んだ。
何時間待たされても誰も文句を言わず、礼節を失わず、譲り合い、助け合って自衛隊員にお礼を言って帰っていく人たち。
そんな日本人の姿は、のちに世界から大絶賛された。

そんな日本人の一人として、この世界的な危機にも、冷静に節度ある行動をし、さすが日本だといわれるような行動を取りたいと思う。

 

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