「自信がない」というあなたへ
凹んだときは、
「自信がない自分」にフォーカスし自分を責めてさらに凹む、という悪循環に陥りがち……でもそんな必要はありませんよ。
それは「小さな部屋」の出来事です。
今日はクライアントのSさんからのLINEと私の返信LINEをご紹介します。
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【SさんからのLINE】
こんばんは。
今習っているタロットの先生にまた「そんなこと言っていませんよ!」と言われました。
まだ理解できていないなあって思って、また凹みました。
それから、一緒に習っているもう1人の方の性格が少しキツく感じて、嫌だなあって思ったり。
とても気持ちが落ち込みます。
タロットの先生の口調がストレートすぎ! もっと優しく言えばいいのに!
一緒に習っている生徒さんも、いつも上から目線って感じがして嫌!
先生も生徒さんも同じに感じます。
これも鏡なんですよね? 私の中にあるのかな?
私は人を上から目線や物事を何でもストレートいう事はしないんですけど。
きっと自分に自信がないからですよね。どうしたら自分に自信が持てるのでしょうか? 自分に自信が持ちたいです!
アドバイス下さい。 ブレない自分でいるには、 自分に自信をもつには、 どうすればいいのでしょうか?
【私からの返信LINE】
周囲との人間関係は、自分自身との折り合いがそのまま反映されています。
Sさんの、自分に対する扱いが 先生の口調や、一緒に習っている生徒さんの上から目線として反映されます。
このタロットの教室においてSさんは、自信がもてなくて、自分らしくいられないと思っているんですね。
そんな自信のなさがメガネとして周囲を見せてくれているのだと思います。
では……
このタロットの教室で自信をもって自分らしく過ごせるようになるにはどうしたらいいでしょうか?
何ができるか、考えてみてください。
人の自信とは凸凹です。
ある場面ではとても自信満々で、ある場面では全然自信がなくなる。 そういうものですよね。
特に凹んだときは、
「自信がない自分」にフォーカスし、駄目な自分を責めて、さらに自信を失うという悪循環に陥りがち……でもそんな必要はありませんよ。
このタロット教室で起こっていることは、Sさんの人生のホンの一部。
まさしく小さな部屋での出来事です。
この小さな部屋の中だけでなら、自信をつける方法は思い浮かぶはず!
まずこの小さな部屋で、できる事をやり、少しずつ「信頼できる自分」を積み重ねていきましょう。
そんな積み重ねがやがて大きな自己信頼になっていきます。
(以上SさんとのLINEより)
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人はフォーカスしている思考を、頭の中でどんどん増大させていくものです。
自信を失う出来事があったとき、自信のない自分がどんどん膨らんで、人生の全てかのように感じてしまうもの。
そんなときは心の中で四方八方にシャッターを閉めて、起こった現実だけを切り離してみましょう。
「自信」とはつまり、「信じられる自分」ということです。
人生全般において「信じられる自分」であるということは、結構荷が重いですが
その切り離した現実の中=人生の中の小さな一部分だけでなら、「信じられる自分」をつくれそうな気がしませんか?
そんな小さな「信じられる自分」を重ねていくことで、それがやがて大きな「自己肯定感」となり、ブレない自分軸をつくる背骨になってくれます。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたが幸せでありますように。
さくらあくり
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