春のお彼岸でしたね。
私がチャネリングするスピリット達は天使が中心ですが、何年か前ミディアムシップ(天国にいる亡くなった方達とのコンタクト)を学んだことがあります。
その経験は私にとってあまりに大きく、貴重なものでした。
精神世界に関わることで、生きることや生き方について考えさせられた機会は数多くありますが、ミディアムシップで私が経験したことは、そのなかでも5指に入ると思います。
天国にいる方の通訳をすることに大きな責任も感じたため、私は職業としてミディアムを選ぶことはありませんでした。
しかし天国にいらっしゃる方が何を考え、どう過ごしていらっしゃるのか、私なりに知ったことを皆さんにお伝えしたいと思います。
痛みからは解放されている
亡くなる時に肉体的に大きな痛みや苦しみがあったり、期間が長かったりした場合、地上にいる私達はその姿を思い出しいつまでも悲しむことがあります。
しかし言うまでもないことですが、天国にいる人達は皆、肉体の痛みからは解放されています。
私がしばしば感じたのは、天国にいる人達は生前の病で苦しむ姿や痴ほう症になった自分の姿ではなく、人生が一番充実していて、肉体的にも健康だった頃の姿で覚えていて欲しがっているということです。
もしあなたが天国にいる愛する人の写真を飾りたいなら、その方が健康で、幸せそうに笑っている写真にしてください。
なお自殺の場合、立ち直るために多くのスピリット達が協力して魂を支えていくようです。
彼らは好きなように暮らしている
天国でも彼らは彼らの生活をしているようです。結構忙しくされているようです。
地上の生活とあまり変わらない感じの方もいれば、どんな暮らしをしているのか、はっきり語ってくださらない場合もあります。
面白いのは、生前家族や親族の絆、夫婦の絆が強い方は、天国でも一緒に暮らしていたり、みなが連絡を取り合い近い場所で暮らしたりしていることです。
しかしそれを求めない場合は、必ずしもそうではないようです。
自由にいろんなところを旅したいと思えば(それは地上を霊として旅するのではなく、霊的世界でのビジョンの旅のようですが)、そうなるようです。
どんな生活をしていても、あちらには霊的なサポートのシステムがあり、天国にいる方達はそのことに気づいていらっしゃるように思います。
生前より素直に愛情を伝えたり、詫びたりする
天国にいらっしゃる方の多くは、皆さん既に「わだかまり」のようなものからは解放されています。
そして生前の自分自身の振る舞いについて、素直に詫びたり、私達への愛情を素直に伝えたりされる方が多いです。
地上で生きている私達が「わだかまりの塊」でいるのとは大違いです。
これは肉体から解放されることと、天国で色々なことを学ばれることが大きいのではないかと思います。
でも生きていた頃の性格もそのまま
しかし別人になるわけではありません。
生前おしゃべりな人は亡くなってもおしゃべりですし、無口な人は無口です。
キャラクターはそのままで、生前好きな食べ物は天国に行ってもお好きなようです。
故人に愛情を伝えたくなった時は、その方が生前好きだった料理や嗜好品をお供えすると喜んでくださると思います。
私達のその「思い」が、天国にいる彼らを微笑ませ大きな光になるのです。
彼らの願いは、この地上で私達が幸せになること
天国に行くと、やがて新しい生活が始まるようです。
亡くなった方は、天国で新しい人生をはじめられます。
しかし地上の私達のことを忘れたわけではなく、何をしているのか、何に悩んでいるのか、ちゃんとわかっていらっしゃいます。
地上にいる私達があまりに悲しみに沈んでいたり、罪の意識に責めさいなまれたりしていると、彼らは天国での新しい生活に集中することが出来なくなります。
天国にいる方の多くは生前の自分のエゴを反省し、地上の私達のエゴを許す寛大さを身に着けていかれます。
だから、私達も故人との様々な出来事、後悔、怒り、悲しみを水に流し、愛と感謝の気持ちで前向きに地上の人生で「幸せになる」ことが大切です。
そのこと以外、天国にいる方は私達に何も望んでいらっしゃらないのです。
いかがでしたか!?
私がミディアムシップを通して学んだことが、皆さんの人生に少しでも良いヒントを与えられたら幸いです。
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