『愛したいのに……、もっと愛されたいのに……』~“愛する”は、誰かを心から大切にする、想う、ということを全身で感じること~

愛する

愛したいのに……。
もっと愛されたいのに……。

愛したいと思うのに愛せない。
どうやって愛したらいいのかわからない。
自分が愛されていない、愛されないと思う。

生きていると、こんなふうに悩むこともあるかもしれません。

私たちは、いつも誰かや何かを愛したり、愛されたり、その愛のありかを探したりしながら生きていきます。

その想いも状況も、その人ごとに違っていて、また、同じようなテーマでも、その人生の問題集ごとにクリアしようとする内容が違っています。

 

“愛せない”

この原因として考えられることはさまざまありますが、この人生で生まれてきた環境など、これまで生きて来た中で経験してきたことなどが影響して、自分の心が知らないうちに愛することをブロックしているのかもしれません。

そしてこれは、自分の魂が過去世の経験をもとに、この人生でチャレンジする問題集のひとつとして設定してきたものである場合がよく見られます。

愛する

 

“愛される”ためには?

“愛される”も、チャレンジしてクリアするという意味では同じなのです。
愛されないという経験から、さまざまな対象を愛することについて考え、愛される喜びを経験したい、どうやったら愛されるか、ということを学んで、感じていきます。

また、愛されるためには、まず自分や誰かを本来の意味で愛するということが大切です。
本来の意味で愛するというのは、“自分だけが心地良い”ものではなく、その“お相手もまた、とっても心地よい”ものであるのが望ましいのですね。

愛されたいとき、お相手の心が“心地いいか”を考えること。
これは、私たちの魂が学ぶ根本となるテーマとも言える“思いやり”の心でもありますね。

“自分だけが心地いい愛”は、しばしばお相手の優しさやエネルギー、時間、そして想い(愛)を奪います。

これは何かをしようとしてもうまくいかない現実を引き寄せますので、ちょっともったいないんです。

そして自分を愛することを実感するためには、自分の良いところを認めて、褒めて、抱きしめてあげる、そして、良くないと思えるところも認めて、その“がんばり”を褒めてあげること。(生きているだけで、それだけで私たち、すごいんです。)