“結婚”って、必要なの?
私たちの人生のひとつの大きなイベントでもある、この結婚。
良い意味でもそうでなくても、私たちの心が大きく動く、たくさんの経験をさせてくれるひとつの問題集ともいえます。
これがスピリチュアル的に、私たちの人生にどのような意味を持つのか、そこから私たちは何を学ぶのか、今日は、そんなことについて書いてみたいと思います。
結婚はこの人生で必要なのか、という議論もあるかもしれません。
結婚をするのも、しないのも、どちらもありなんです。
それは私たちがこの人生で何をテーマとして学ぶかという中で生まれてくる前に設計してきたエッセンスのひとつなんです。
そして、どれが良いのか、良くないのか、ということもスピリチュアルな世界ではまったく関係ありません。
それは、この世界が“良いか”“良くないか”で動いていないからなんですねぇ。
私たちが“結婚”というひとつの問題集を、どのように解いて、どのように私たちの魂の光を輝かせていくか、ということで、それを人がジャッジして良い、悪いということをしたとすると、それこそ“良い意味を持たない”ですし、それをして良いことは起きないのです。
結婚で経験する“学び”とは?
私たちは、結婚することによって、違う家、異なる環境で育ってきた人とさまざまなことを学びます。
ここで学ぶのは、もちろん愛情ということもあるのですけれども、もっと広い意味で捉えたとき、深い関係性を持つソウルメイト同士にしかできない、大切なもう一つの愛を学びます。
それは、“許すこと”。
先ほど書いた、生まれてから出会うまで、すべてが違う環境で育ってきた人が、本来の愛を学ぶために一緒に暮らします。
結婚も、家庭も、本当に“許すこと”、“認めること”、“思いやりを持つこと”を最大限に学ばせてくれる学校のような場所なのですねぇ。
“結婚式までが最高に幸せだ!”
とか、
“結婚してからが試練のはじまり”
なんて冗談で言いますけれども(冗談とはいえ、こう思うことは結構ありますよねぇ……。(笑))、その違いを越えて、どれだけお相手を許し、愛せるか、そして、どのように愛するか、どれだけたくさん愛するか、そんなことを試されているような、そんな関係なのだと思うのです。
離婚からも愛……?
そして、それだけ“違う”ふたりが結婚しますので、もちろんうまくいかないこともたくさんありますね。その結果“離婚”することだってあるわけです。
せっかく結婚したのに離婚? と思われることもあるかもしれません。