恵まれたエリート人生から、人々の幸せのために即身仏へ。今だからこそつながりたい!「弘法大師 空海」の熱くピュアなエネルギー

この地球上にうごめいている、怒りや争い、悲しみなどの動乱の空気。その、ざわつきを敏感にキャッチしているスピリチュアリストはとても多いことと思います。“いまここ”にある、自分の心の状態を内観し、愛と感謝で満たすことは、とても大切。けれども、もっとそのポジティブなエネルギーを集合意識に繋げて、みんながハッピーであるよう願えば、もっと大きな愛が自分にも還ってくる。6月15日は、そんな祈りにぴったりの重要な日です。

弘法大師 空海。日本に真言宗を広め、四国八十八カ所を開創した開祖であることは、あまりにも有名ですが、その出自や生い立ちをご存知でしょうか。

今の香川県である、讃岐国を治める郡司の家に産まれた空海は、優秀な頭脳の持ち主で、周囲からも将来を嘱望されていました。けれども空海は、幼少期に、人々の幸せのために我が身を生かそうと覚醒し、仏教の心髄を追求して唐に渡り、密教と出逢います。その教えを広く伝えるために、わかりやすく説いているのが、真言宗の大きな特徴。つまり、真言宗の教えには、「みんなが幸せであって欲しい」という、空海の願いがぎゅっと詰まっているのです。

かの有名な「弘法、筆を選ばず」など、多くの名言を遺した空海ですが、そのひとつに、こんな美しい言葉があります。

「身は、華と与(とも)に落ちぬれども、心は、香と将(とも)に飛ぶ」

肉体は滅しても、心は永遠。

人生の最期、高野山に入定し即身仏となるという、“究極の祈り”を満願成就した空海。その魂は今もなお、奥の院から現世の衆生を見守っていると信じられています。実は、明日6月15日は、空海の誕生日であるのです。

生涯を通じて、人の幸せのために尽くした空海。その生誕に、「この世に生まれてくださってありがとうございます」と感謝の意識を向ければきっと、時空を越えて、その大きなエネルギーと繋がることができるに違いありません。

来年はなんと生誕1250周年になるという空海。この善き日を祝い、空海の想いと教えを語り継いでいくために、高野山では「宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)」を開催し、13:00から、高野山真言宗 教学部 教学部長 桐生俊雅師による、記念ご法話が説かれるそうです。法話では、『心に生かされる弘法大師の教え』と題し、純粋無垢な空海の魂に触れ、心の曇りが洗われる貴重なお話を聴くことができるとのこと。とはいえ、高野山まで行くのは叶わないな…と残念に思っていましたら、なんと、ライブ中継を行ってくださるそう(!)。現代の文明にも感謝しながら、モニターの前で正座して拝聴しようとワクワクしています。

◆6月15日(水)13時から無料ライブ配信!
霊峰高野山より『心に生かされる弘法大師の教え』
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