Dr.クリスティンペイジ×エソテリック・ヒーリングの研究者神尾学氏

英国の医学博士でホリスティック療法医のクリスティンペイジさんがエソテリック・ヒーリングを中心にするエソテリック(秘教)・サイエンスの研究者、神尾学先生の研究会に、ゲストとして参加させていただきました。そこで見た、編集部リサーチ!

クリスティンさんは生まれつき並外れた直観力と鋭い感性をお持ちでした

まず自己紹介から入ったクリスティン。

「子供時代からエソテリックな環境で育ちました。好奇心・向学心旺盛なご両親からは、いつも『自分のハートに耳を傾けなさい』と言われていました。アリス・ベイリーの本を読み始めたのは1982年のことでした。生まれつき深い直観力を持っていたので、『私たちが肉体以上の存在であること』は当たり前だと思っていました。子供のころは、他人のあらゆる層が押し寄せてきて圧倒され、しばしば気絶していました。他人の感情に境界線を引くことを覚えてからは、どの層からメッセージが来ているかがわかるようになりました」

 

サトルボディーとは? チャクラとは?

1987年にサトルボディー(オーラ体)は7層から12層に増えました。
チャクラ(エネルギーの渦)の開閉とは、コートを着たり脱いだりしたりするようなものです。
チャクラは無限大ですが、コントロール可能なのは、自分の範囲内のエネルギーのみです。
ですから、他人のエネルギーに影響を及ぼすことはできません。

エーテル体は肉体の青写真のようなもので、皮膚から1センチ程度離れた位置にあります。
街灯を覆う虫のようなもので、光が消えたときが死ぬ時です。

 

神尾先生がチャクラについて質問

ここで神尾先生がチャクラを視覚化した4つの図をクリスティンさんに見せ、彼女にとってチャクラとはどのような形の物かを尋ねました。
すると、クリスティンさんは「それぞれの見方があるから、すべて正しいと思います。日本でアリス・ベイリーの研究がおこなわれていることはとても良いと思います。ぜひ、継続してください」と答えました。

 

寝ている間はチャクラを閉じたほうがいいの?

聴講者からも「寝ている間には意識がアストラル界にあるので、ネガティブな気が入らないようにチャクラを閉じたほうが良いと聞いたことがあるが、本当はどうなのか?」という質問がありました。

クリスティンさんの回答は以下の通りでした。
「チャクラはそんなにシンプルなものではありません。一言で開くとか閉じるとか言えるものではないのです」

「夢の世界はアストラル界です。ここ数年間はアストラル界と現実界の境界が薄くなっています。それは浄化の時代に入ってきたからです。私たちはネガティブな相手にも直面する必要があります。ネガティブなものに恐怖感を持つと、逆にそれを引き寄せることになります。嫌いだからといって避けてばかりではいけません。そうした恐怖感が壁を作り、最悪の場合は戦争をも引き起こしてしまうのです。我々は魂とも物質界ともつながる必要があります」

 

世のなかは悪に満ちているのか? それとも愛なのか?

「よく白い球体で自分の体を守るようにイメージトレーニングをしなさい、と言われますよね。私はそんなアドバイスを聞くたび、自分以外を悪ととらえているのか、と疑問に思います。世の中は愛に満ちていると思えば、視点も変わってくるのです」

 

チャクラもオーラもきっと想像しえないレベルの深さ

今回のセッションはわずか1時間しかなかったため、チャクラやオーラなど、目に見えない世界のことを深く語るには短すぎました。
編集部として参加させてもらった私はこれまでの浅薄な学びの中で、チャクラとはツボのようなものだと思い込んでいましたが、どうやらそれよりはるかに深く広いもののようです。
何も見えず、霊的感覚も鈍い私には聞いたことをそのまま受け取るしかないのですが、オーラが宇宙の果てまで続いているという話を聞き、そのスケールの大きさに少し感動を覚えました。
人体の神秘、宇宙の神秘にますます引き込まれていきます。