心・身体・魂に働きかけ
自己治癒力を高めていくヒーリング
Q:SAGBのヒーリングはクライアントにどのように働きかけているのでしょうか。
スピリットヒーリングは、スピリットの世界とアチューメントしたヒーラー(ミディアム・媒体)を通して、スピリットのエネルギーを患者さんに流し込みます。そのエネルギーは、患者さんのボディー・マインド・スピリット(肉体・心、霊体)に働きかけます。
エネルギーは必要なところにいくんですよ。顕著なのは、自己治癒力を高めること。イギリスでは、医療の補助的な感じで使っていただくのですが、病気であれば、何か原因になっている元に働きかけます。原因というのは、たとえばストレスや、気づきを妨げる思い込みや先入観などもそうだと思います。
Q:ヒーリングの体感や効果が、クライアントによって違うのはなぜでしょうか。
スピリット側から送られるエネルギーが違うのと、受け取る側の患者さんが必要としているものや、患者さんのその時のコンディションなどによって異なるからです。また、ヒーラーによってもエネルギーが異なってきます。
自分でもできる!
オーラを浄化する瞑想法ヒーリング
Q:読者が日常生活でできるヒーリングや浄化法を教えていただけますか。
まずは、メディテーション(瞑想)です。1週間に1回だけまとめて長時間行うというよりも、毎日5分でもいいからメディテーションの時間を取って、自分と向き合うことが理想的です。
メディテーションもいろんな種類があるので、いろいろ試して、自分に合った瞑想法をいくつか持っていると便利かと思います。
イギリスでは、瞑想は普通のことになりつつあります。義務教育課程で取り入れている先生もいるほどです。子どもの頃から瞑想に触れることができるなんて素敵なことと思います。
私は、座って行う瞑想のほかに、ヨガを利用しています。アシュタンガ、イエンガー、インヨガ、ビクラムヨガなど、気分や身体のコンディションによって使い分けるのも楽しいです。身体のデトックスもできますので、とても気持ちが良いですよ。
また、柔らかい綺麗な水の流れで自分が浄化されていくイメージングを数分間行うといった、イメージを使った浄化法もたくさんありますが、日常のなかにある綺麗なものを見たり、自然のなかでゆったりした時間を過ごしたり、お腹を抱えるくらい笑ったりすることも、ヒーリング・浄化効果があると思います。日々とにかく感謝することや断舎離もとてもお勧めですね。
~了~
<information>
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<プロフィール>
尾崎ゆう子 Yuko Ozaki
英国在住約20年。少年期より、霊を身近に体験。友人の死をきっかけに、スピリチュアリズムに出会う。自己や存在意思について疑問がわきあがり、スピリチュアリズムから多くの答えを得る。現在、英国スピリチュアリスト協会(SAGB: Spiritualist Association of Great Britain)の診療所で、スピリット・ヒーリングを実践中。
Photo: Yoshie Kumahara