英国SAGBで教えているヒーリングとは? 尾崎ゆう子さんインタビュー

尾崎ゆう子さんインタビューPART.1

3月に開催された『癒しフェア』や、4月の東京で行われた個人セッションで、大好評だった、尾崎ゆう子さんのスピリット・ヒーリング。
癒しフェア初登場にも関わらず、実際にセッションを体験したお客様の口コミで早くも知れ渡り、東京では1回40分の枠を複数予約したり…と、早くもそのヒーリング能力が話題です。英国を拠点に活動する尾崎さんですが、次回の来日を心待ちにしている方も多いのでは?

TrinityWEBでは、尾崎さんが、どのようにしてスピリット・ヒーリングに出会い、その能力を磨いて来られたのかを伺いました! さらに誰でもできる浄化法もご紹介!

自分のなかにあるブロックを
解決するほうが先

Q:幼少期より、霊の存在を身近に感じていたそうですね。なぜ、ヒーラーを目指されたのでしょうか。

A:もともと、ミディアムシップを習い始めたところ、自分自身のなかに解決しなければいけないブロックがあることを感じ始め、それを取り除いてから学びたいと思いました。ですので、ミディアムシップは一旦中止し、代わりにヒーリングを習い始めました。

それまで数々のセラピーも試しましたが、スピリット・ヒーリングがなんとなくしっくりときたことと、ヒーラーになるためには、自分も癒されていることが必要だろうと考えて、スピリット・ヒーリングを学ぶことにしたのです。

Q:数あるヒーリングの手法のなかから、なぜ、SAGBのヒーリングを選ばれたのでしょうか。

A:私がスピリチュアリズムと出会ったのは、大親友が亡くなった直後。ちょうどその頃に住んでいたウィンブルドンの家の目の前にスピリチュアリズムの教会があり、友人に誘われて遊びに行ったのがきっかけです。

その後、歴史的にも古く、SAGBにも深く係わっていた作家のコナン・ドイルが寄贈したという、とても素敵な建物にあったSAGBに通うようになりました。英国スピリチュアリズムの考え方にしっくりきたことや、SAGBで教えている内容や先生がしっかりしているという実感があったことも、大きな要因です。

ミディアムシップの勉強をしている間に、SAGBでヒーリングの先生であるテリーのワークショップを受けた時、「なんとなくこれだな」という感覚があり、また、通うにも便利だったこともあり、SAGBを選びました。

SAGBの生徒は皆、普通の仕事をしながら
月一回のレポートをこなしていました

Q:SAGBのヒーリングは、ほかのヒーリングとどのような違いがありますか? また、どのようなトレーニングを行うのでしょうか。

A:英国のスピリチュアリズムのヒーリングは、基本的に同じという認識がありますが、SAGBでは、テリーの指導の下、論理と実技共に1年半ずつ(合計3年)のトレーニングを行います。始めた時は長すぎると思いましたが、あっという間でした。

クラスメートは皆、普通の仕事をしながら勉強に通っている人たちばかりだったので、1カ月に1回のペースでのレポート提出は結構大変でした。私たちの年度でも、最初は生徒が20人くらいいたのですが、終わる頃には半分以下になっていました。

スピリット・ヒーリングを学び始めてから、心のしこりが徐々に小さくなっていったのがとても印象的でした。日常的な悩みや問題はありますが、それを見る自分が以前とは異なる感じです。ヒーラーになる上で、先生がしっかりしていること、実践にうつってからも、先生や先輩のヒーラーにいろいろと相談に乗ってもらえる点も、大きな助けになっています。

~続く~ PART.2 SAGBのスピリットヒーラーが勧める浄化法!

<プロフィール>
尾崎ゆう子 Yuko Ozaki
英国在住約20年。少年期より、霊を身近に体験。友人の死をきっかけに、スピリチュアリズムに出会う。自己や存在意思について疑問がわきあがり、スピリチュアリズムから多くの答えを得る。現在、英国スピリチュアリスト協会(SAGB: Spiritualist Association of Great Britain)の診療所で、スピリット・ヒーリングを実践中。

Photo: Yoshie Kumahara