TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第12回 PART.2

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。

これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「ホリスティック医学と西洋医学」。
今まで良いとされていた健康法は本当にOK?
西洋医学プラス、ホリスティック医学で、それぞれの体質に合った方法を見つけましょう。

正常値は人それぞれ違う

人間をその人の固有の存在として捉える、ホリスティックな見方をしていく必要があります。

塩分だけでなく、コレステロールは動脈硬化の元凶のように言われていますが、脳の約7割がコレステロールのため、無理に下げてしまうと脳の栄養素が足りなくて、アルツハイマーになってしまいます。
高脂血症と言われて、コレステロールを下げたためにまた体調を崩す人が増えて、いま問題になっています。
アルツハイマーの患者さんが増えているのも、コレステロールを下げ過ぎているからかもしれません。
高脂血症と言われた6割の人が、下げる必要が無いのに薬を飲まされています。良質な油を摂っている人の方が、脳が活性化されて頭の働きがいいのですね。

アメリカで腸の内視鏡手術を開発した新谷弘実先生は、30万例の腸を診てきて、腸相が良い人が病気にならないことがわかり、著書『病気にならない生き方』(サンマーク出版)に、常識を覆すことが書かれていて、目からウロコです。

新谷先生の本を読むと「牛乳は、もともと子牛のためのもので、人間には合わなくてかえって身体に毒」。しかも熱処理をして加工した牛乳を子牛に飲ませたら5日間で死んだそうです。

せっかく酵素の多い牛乳を熱加工することで、酵素が全部失われるからです。
牛乳で私たちはカルシウムを摂ろうとしていますが、牛乳を飲むと急にカルシウムが大量に入ってきて、身体はバランスを取るためにあわてて身体のなかのカルシウムが溶け出して、かえって骨粗鬆症になってしまうそうです。
せっかく骨粗鬆症の予防のために飲んでいる人にはショックな話ですね。
戦後、学校給食に牛乳が登場して、かえって精神的にキレる子が増えたのは、きっとカルシウム不足でしょうね。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。