世界最古の若返り療法アーユルヴェーダで、心身磨きPART.5~ワータ体質~

アーユルヴェーダ:ワータ体質

こんにちは。アーユルヴェーダサロンMayuraのカネコです。春の訪れを感じたのに、また寒い日に逆戻りしてしまいましたね。

前回の記事でドーシャと呼ばれる生命エネルギーの種類について簡単に述べさせていただきました。今日は特に空間と風をつかさどる、ワ-タドーシャに的をしぼってご説明を差し上げます。ご自分のドーシャがどれに当てはまるのかは、説明を読みながらご自身にあてはめながら考えてみてください。ワータのエネルギーの特徴は冷え、乾燥、不規則、軽い、分散的、動く性質です。ドーシャを判定するのには2つの観点から見て行きます。それは体質(身体の特徴)と気質(性格)です。

【ワータ体質の人の外見的な特徴】
 体型は痩せています。
 背は高いか低いです。
 皮膚が乾燥しやすく、色は浅黒いです。
 手足が長いのが特徴です。
 目は小さく、歯並びが悪い傾向があります。
 脈は速く、不規則です。
 唇は薄く、鼻は細いです。
 顔は細面で、顔も身体全体も骨ばっています(基本的に太ることができないタイプです。)
 ほとんど汗はかきません。
 熟睡しにくく、眠りが浅くなる傾向があります。【ワータ体質の気質的な特徴】
ワ-タ体質の人は3つのドーシャの中では一番活動的です。せっかちでもあり、行動力もあります。
新しい環境に抵抗がありません。
好奇心が強いのですが、飽きっぽいです。
社交的です。
お金を使うことが好きで、貯蓄には不向きです。
感情的にも精神的にも波が激しいです。
物事をなかなか決められずに、自分の能力に懐疑的なところがあります。
心配性のために不安で頭がいっぱいになるとどんな助言を受けても冷静に判断できなくなります。
飽き性でなかなか一つのものを続けることが困難な性格のため、ワータ体質の方は立派な心がけを語るよりも、一つでもよいので何かを変える努力をすることが必要なタイプの人です。

いかがでしょうか?
思い当たる節の多かった方は、ワ-タのエネルギーを多くお持ちのかたです。次回はもう少し、このワ-タについて掘り下げてご説明させていただきます。お楽しみに!