この連載は、今現在日本で最も支持者の多いFacebook「1分で感動」を書いていらっしゃる吉永圭佑さんにインタビューさせて頂いたものを、数回にわたりご紹介するものです。大学卒業後、コンサルタント会社で働いていたものの、友人との収入の格差から次へのチャレンジを決意する吉永圭佑さん。私の感想を交えつつ、吉永さんの言葉には「」を入れて、決して誤解の無いように伝えたい。吉永圭佑さんから受けた感動を、皆様とシェアできたらいいなぁと心から願います。
文責:遠藤明美(TRINITY編集長、癒しフェア実行委員長)
「入社1年後の収入が、僕は16万5千円だったんです。友人とは少し違うな、と思って。次に入った会社は時間の融通の利く会社でした」
―そのくらいから「1分で感動」の基礎となられるものを始められたのですか?
「いえ、これは20歳くらいの時ですね。8年くらい前。長いですね。でも全然伸びなかったです」
―人が見ていなくてもとにかく書く、だったんですか?
「最初は、mixiで始めたんです。さきほどお話をした友達つながり。電気代って月3000円とか5000円くらいじゃないですか。でも彼は、夏とか暑いから朝冷房をつけて出かけるんですよ。もちろん、学校が終わって帰ってきたら涼しいじゃないですか。それだけのためにずっと冷房つけっぱなしなんですよ。月の冷房が、5万円で。変わった友達だなと思っていたんですけど、ある時彼の家に約束をしていたから遊びに行って、部屋を開けたら真っ暗なんですよ。で、多分電気代止められたんだろうなと思ってそのまま部屋に入ったら、クラッカーがパンパン!って鳴って、蝋燭とケーキが出てきて。ちょうど僕の誕生日の一週間前だったんですよね。一週間前ってちょうど油断するじゃないですか」
―なかなかいない友だちですね。
「ありがたいです。で僕もなんか感動するようなことをしたいなっていうのが、『1分で感動』のきっかけですね。それまではサプライズをするような人間ではなかったので」
―彼女とかとのお付き合いでも?
「彼女とかにもしたことなかったですね」
―お友達、電気止められていなくて良かったぁ(笑)ところでmixiで書かれていて、いつくらいまでmixiで書かれていたんですか?
「いつぐらいまででしたっけね。二十歳から、23・4くらいまではmixiで書いていましたね。そこからはブログに切り替えました。あとはメールマガジンも試しましたね」
―今や揺るぎのない「1分で感動」。実は超地味な道のりを超えてのブレイク!
飽きないことこそが商いの原点、という言葉もあるけれど、飽きないということを選択し続けるのは一種の天才? 「僕はやはりコツコツ型なので」という吉永圭佑さんのライフスタイル自体は実はまるで研究者のよう。それは、次回以降でご紹介。
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<Information>
吉永圭佑さんが、3月30日(土) 「癒しフェア2013 in Osaka」に出演されます!
出演時間: 13:30~14:30
場所:大阪ATCホール 「癒しフェア2103 in Osaka」会場内
貴重な講演会を行いますので、ぜひご参加ください。
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